富士通フロンティアーズ

注目選手の試合に向けた意気込み


山下公平|OL|#60
1993年7月19日生まれ
関西大学

「チーム全員が5連覇を意識している。どういう内容であろうと勝つことが重要。ファンダメンタル(基本技術)を大切にして、アジャストも的確に行って勝利に貪欲でありたい。その結果、自分自身のパフォーマンスに納得がいかなかったとしてもチームを勝たせることができれば良し。RB29サマジー・グラントのランが警戒されて、なかなか去年と同じように走らせてもらえないが、その分ロングパスが通っているのが今シーズンの特徴。相手はリーグ屈指のディフェンスラインになるが、パスでもランでも私たちオフェンスラインの出来が鍵となるのは間違いない」


松井理己|WR|#85
1997年3月7日生まれ
関西学院大学

「春シーズンがなかった分、フィジカル強化に当てた成果がサイズアップやスピードアップに繋がっていて、成長を実感している。これだけやったという自信もプレー面で良い影響を与えてくれている。長くても4年間しかプレーできない学生では決して経験することができない5連覇というチャンスを目の前にして、周囲の期待の大きさもひしひしと感じる。オービックはこれまでの相手と比較してスピードが一段上。想定外の場面をいかに個人の力で打開できるかが勝敗を分けると思う。東京ドームでまだタッチダウンを獲得したことがないので、狙っていきたい」


海島裕児|DB|#17
1988年10月14日生まれ
立命館大学

「毎試合、課題を持って取り組んでいるが、戦術理解とコンディションの良さが相乗効果を生んで思い切った動きができている。今回のジャパンエックスボウルは個人的に様々な思い入れのある試合。オービックは学生時代にライスボウルで負けた相手。自分自身は富士通フロンティアーズ在籍4年目ながら欠場期間が長く、今シーズンからの戦列復帰ということで決勝の舞台でプレーするのは今回が初。ジャパンエックスボウルを4連覇している同士ということもあり、個人でもシステムでもチームでもオービックを上回って5連覇を達成したい」


久下裕一朗|LB|#49
1996年4月3日生まれ
立命館大学

「エレコム神戸戦がルーキーとしてフル出場した初めての試合だったが、スクリーンパスへの対応やQBサックなど自分の武器であるスピードとプレーを読む力は十分発揮できたと思う。オービックには大学時代のコーチであり、非常に影響を受けた池上祐二ディフェンスアドバイザーがいるので、ジャパンエックスボウルで成長した姿を見せたい。手強い相手だが、コロナ禍においても徹底的に磨いてきたファンダメンタルが武器になるはずだ。相手QBはパススピードが速いが、しっかりとレシーバーとの距離を詰めて球際の勝負にこだわりたい」

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プロフィール

富士通フロンティアーズは富士通グループのアメリカンフットボール経験者が集まり、同好会として発足する。1985年、“アマチュアリズムで仕事もフットボールも日本一に”をスローガンに、日本アメリカンフットボール界の開拓者となることを誓い「FRONTIERS」と命名し、日本社会人アメリカンフットボール協会2部リーグに加盟。以降、急速に力をつけ、創部3年目には社会人最高峰の1部リーグに昇格した。

2014年のシーズン創部30年目にして、6度目の出場となるJAPAN X BOWLで初めて勝利し、社会人日本一に。初出場となる日本選手権(RICE BOWL)でも学生王者を相手に勝利を納め、「日本一」の栄冠に輝いた。また、、2016年シーズンに2度目の日本一を達成すると、以降、2018年シーズンまで3連覇を達成。2019年シーズンには、それまでの実績をベースに、さらなる高みに上るべく、それまでチームを率いていた藤田ヘッドコーチが勇退し、山本ヘッドコーチ体制となる。新体制で迎えた2019年シーズン、史上最多タイの4連覇を達成。2020年シーズンは前人未到の5連覇を目指す。

発足時のスローガンを体現すべく、所属する選手・スタッフは、仕事と競技の両立と、拠点である川崎市の「かわさきスポーツパートナー」として、地域貢献活動にも積極的に参加している。

カテゴリ 実業団
母体企業 富士通株式会社
オフィシャルスポンサー
創部/加盟 1985年/1986年
Xリーグリーグ戦通算成績
※1996年以降、X2以下除く
■レギュラーシーズン
139戦110勝27敗2分
■ポストシーズン
31戦21勝10敗
※ポストシーズンはJXB、順位決定戦含む
日本社会人選手権出場/優勝 出場11回/優勝5回
ライスボウル出場/優勝 出場5回/優勝5回
チーム名の由来 日本のフットボール界の先駆者(フロンティア)になることを願って。
チームカラー FUJITSUレッド
公式サイト http://sports.jp.fujitsu.com/frontiers/
チームスローガン ALL FOR ONE
スローガンに込めた意味 選手・スタッフ問わず、フロンティアーズに所属する全員が何をすべきかを考え、目の前の試合、練習、1Play、一歩に自分の持てる全ての力を出し切る。そうすることで日本一5連覇を達成する。