【X1 Area】アサヒ飲料、アズワン相手に完封勝利

29日（日）、X1 Area西日本トーナメントの交流戦として、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズとアズワンブラックイーグルスが対戦した。先日にトーナメント優勝を決めたアサヒ飲料がラン217ヤードを稼いで地上戦を制圧し、27対0で完封勝利を飾っている。

アサヒ飲料は最初のドライブでクオーターバック（QB）サフロン・ギャレット・サムエルがインターセプトを喫してスタートでつまずくが、その後、西岡慎太朗の22ヤードフィールドゴールで先制。一方のアズワンは相手守備に手を焼き、攻撃自陣からなかなか抜け出せずに苦戦する。

アサヒ飲料も追加点をなかなか奪うことができない時間が続くも、第2クオーターに3連続でキャリーを任されたランニングバック（RB）巽豊がチームの期待に応える14ヤードのタッチダウンランを披露。待望の追加点を奪うと、前半終了間際には西岡がこの日2本目のフィールドゴールを決めてリードを広げた。

パスとランをバランス良く織り交ぜた攻撃でボールを進めるアサヒ飲料は、第3クオーターにもRB山田陸斗の25ヤードランで加点する。

21点のビハインドを負ったアズワンは敵陣まで歩を進められるようになるも、エンドゾーンまでが遠く、逆にアサヒ飲料はRBの12ヤードタッチダウンランで勝利を決定的なものにした。