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CFL エドモントンが新名称「エルクス」を発表
2021年06月06日(日) 14:00カナディアンフットボールリーグ(CFL)のエドモントン・フットボールチームが今季から新しい名称を「エルクス」とすることを決定し、新たなロゴと一緒に発表した。
エルクとは北米やアジア東北部に生息するシカの仲間で、ヘラジカのような大きな体と角が特徴だ。
エドモントンは一昨年まで「エスキモーズ」のチーム名で呼ばれていた。しかし、昨年アメリカで起こった「Black Lives Matter(ブラックライブズマター=黒人の命だって大切だ)」運動に端を発した世界的な反人種差別の風潮の中で、「エスキモー」が先住民に対する蔑称であるとの理由で名称の変更を決定した。
CFLの2020年シーズンは新型コロナウイルスの影響で中止となったが、その間エドモントンは「フットボールチーム」というチーム名を暫定的に使っていた。
エドモントン・エルクスは1949年の創立で、CFLではトロント・アーゴナーツの17回に次いで2番目に多い14回のグレイカップ制覇を誇る。4月に行われたグローバルドラフトで日本人選手の指名はなかった。