CFLで日本人初得点を記録したK山﨑丈路選手が出場登録　X1 Super最終節とポストシーズンゲームで登場か

オービックシーガルズはレギュラーシーズン最終節の富士通フロンティアーズ戦を前に、CFLのBCライオンズに所属していたキッカー（K）山﨑丈路選手を65名の選手登録に加えることを発表した。

山﨑選手は昨季にエレコム神戸ファイニーズからオービックに移籍。安定したキック力で7年ぶり日本一に貢献した。

今年4月のCFLグローバルドラフトでBCライオンズから3巡指名を受けて入団。キッカーとして開幕先発メンバー入りし、第1週のサスカチュワン・ラフライダーズで43ヤードのフィールドゴールを成功させて、日本人として初めてCFLで得点を刻んだ。

しかし、2試合を消化した時点でフィールドゴールの成功率が5割（8回の機会で4回成功）に終わり、BCライオンズからリリースされて帰国していた。

オービックはすでにセミファイナル（12月12日、横浜スタジアム、ヤンマースタジアム長居）進出が決まっており、最終節と同じ富士通と対戦する。勝てばプルデンシャル生命杯第75回ライスボウル（2022年1月3日、東京ドーム）で2連覇を懸けて、西日本開催のセミファイナル（パナソニック インパルス対4位チーム＝最終節で決定）の勝者と対戦する。

Xリーグでは2021年度の特別ルールとして、CFLに参加した選手を特例ロースターとして登録することを認めている。特例ロースター選手は指定選手と入れ替えが可能で、今回はこの措置を利用した選手登録となる。山﨑選手はK兼パンター（P）の星野貴俊選手と入れ替わる。