【X1 Area】名古屋サイクロンズが警視庁旋風を止める今季初勝利　警視庁はX1 Superへの昇格ならず

X1 Areaの最終節の最終日が23日、富士通スタジアム川崎で行われ、開幕から5連敗中の名古屋サイクロンズがX1 Superへの昇格を目指す警視庁イーグルスを14－11で破り、今季初勝利でシーズンを締めくくった。この試合に勝つか引き分ければ昇格が決まっていた警視庁は4勝2敗となり、今季の昇格はなくなった。

この試合の結果により、この日試合のなかったディアーズフットボールクラブと警視庁が勝ち点12で並んだが、対戦相手の勝ち点合計で上回るディアーズが総合4位となり、悲願のX1 Super昇格を手にした。

正クオーターバック（QB）を故障で欠く名古屋は徹底したラン攻撃で試合をコントロールした。ラン獲得距離は137ヤードで、パスの42ヤードを大きく上回った。このランからパスを効果的に組み立てるオフェンスで、先制のタッチダウンはQB兵頭駿介からワイドレシーバー（WR）高木優太朗への12ヤードのパスによるものだった。

第3クオーターに点差を広げる結果となったタッチダウンパスもランからのスペシャルプレーで、WR坂本アントニーマウネディからWR藤田陸への39ヤードパスだった。

警視庁は第４QにQB齋藤詩伸からWR桑原陸への9ヤードタッチダウンパスが決まり、さらに2点コンバージョンも成功して3点差に迫るが、最後の攻撃時にはタイムアウトを使い切っており、追いつくことができなかった。

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警視庁イーグルス vs 名古屋サイクロンズ
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