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【X1 Super】ノジマ相模原が5TDに5INT、攻守でオール三菱を圧倒してセミファイナルに望み

2021年11月27日(土) 15:05

X1 Superレギュラーシーズン最終第7節のオール三菱ライオンズ対ノジマ相模原ライズの一戦が富士通スタジアム川崎で行われた。セミファイナル残り1枠を狙うノジマ相模原は、攻守がかみ合いオール三菱に40対3で快勝した。勝ち点を9に伸ばしたノジマ相模原は、14時キックオフのIBM BIG BLUE対東京ガスクリエイターズの試合で、勝ち点7のIBMが引き分け以下ならセミファイナル進出が決まる。

先制したのはノジマ相模原だった。第1クオーター残り7分22秒からのドライブ、15ヤード進んだランプレー後のプレーでクオーターバック(QB)カート・パランデックが、フィールド中央を縦に駆け上がるタイトエンド(TE)ダーニール・ジェンキンスへパス。身長196センチ、体重116キロのTEは、敵陣20ヤード付近で捕球すると、相手のタックルをものともせず力強く突き進みエンドゾーンまでボールを運んだ。

さらにノジマ相模原は、第1クオーター終盤にフィールドゴールで加点すると、その後もランニングバック(RB)吉田光輝の連続タッチダウンランで追加点を奪い、オール三菱の反撃を3点に抑えて前半を21点リードで折り返した。

後半もノジマ相模原の勢いは止まらず、ディフェンスが奮闘した。ラインバッカー(LB)星野慶一郎のインターセプトで攻撃権を得ると、QBパランデックからワイドレシーバー(WR)小坂恒介へ40ヤードのロングボムがヒット。一気にゴール前6ヤードまで進むと、RB阿部快斗が中央を突いてタッチダウンを決めた。

なおも続く相手のドライブで、リー・ハイタワーが自陣32ヤード付近でオール三菱QB江守優が投じたパスに反応よく動きインターセプト。この好機を、パランデックのタッチダウンランにつなげてリードを34点に広げた。

その後もノジマ相模原は、LB星野のこの日2つ目のインターセプトが飛び出すなど攻守でオール三菱を圧倒。終わってみれば、5つのタッチダウンと5つのインターセプトを決める快勝劇でリーグ戦最終戦を有終の美で飾った。

一方、敗れたオール三菱は3連敗で今季を終了した。

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オール三菱ライオンズ vs. ノジマ相模原ライズ
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