ニュース

【CFL】アサヒ飲料LB丸尾選手と富士通OL町野選手所属のブルーボマーズがグレイカップ連覇 

2021年12月13日(月) 12:35

カナディアンフットボールリーグ(CFL)の王座を決める第108回グレイカップは現地時間12月12日オンタリオ州ハミルトンで行われ、ラインバッカー(LB)丸尾玲寿里選手(アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ)とOL町野友哉選手(富士通フロンティアーズ)が所属するウィニペグ・ブルーボマーズが延長戦の末にハミルトン・タイガーキャッツを33ー25で下し、2回連続(2020年は開催されず)、計12回目のCFL制覇を達成した。

丸尾選手と町野選手はプラクティスロースターに登録されており、試合出場はなかった。とはいえ、日本人選手がCFL優勝チーム所属するのは初めてのことだ。

試合は第4クオーター終盤に大きく動いた。13-22と劣勢だったブルーボマーズはクオーターバック(QB)ザック・コラロスからワイドレシーバー(WR)ニック・デムスキーへの20ヤードタッチダウンパスが決まり、トライフォーポイントのキックも成功して2点差に詰め寄った。さらにキックオフがルージュ(シングル)ポイントとなって21-22とした。

勢いに乗るブルーボマーズはその2分30秒後にキッカー(K)セルジオ・カスティーヨの45ヤードのフィールドゴールとその後のキックオフのルージュで25-22と逆転に成功した。

しかし、地元開催で負けられないタイガーキャッツも試合時間残り6秒で13ヤードのフィールゴールを決めて土壇場で同点とし、決着はオーバータイムに持ち込まれた。

オーバータイムでは最初にポゼッションを得たブルーボマーズはがコラレスからWRダービン・アダムスへの17ヤードタッチダウンパスで先制し、さらにコラレスとWRラシード・ベイリーとのホットラインで2点コンバージョンも成功させ、33-25とした。

後攻のタイガーキャッツは3プレー目でパスがインターセプトされて終了。涙をのんだ。

国際活動パートナーのご紹介

Xリーグの国際活動は、下記のコーポレートパートナー様およびBLITz倶楽部にご支援いただいております。