近江克仁、斉川尚之、山本力矢の3選手がカナダ・トロントに向けて出発

全国的に寒気がぶり返し、東京などで季節外れの雪が降った22日、3人のXリーグ選手がカナダ・トロントで行われるグローバルコンバインに向けて出発した。

トロント入りするのは国内コンバインなどを経てグローバルコンバインへの招待を手にした近江克仁選手（IBM BIG BLUE／ライプツィヒ・キングスWR）、斉川尚之選手（富士通フロンティアーズDL）、山本力矢選手（アサヒビールシルバースターLB）だ。

同じくグローバルコンバインに選出された松井理己選手（富士通フロンティアーズWR）と渡辺裕也選手（富士通フロンティアーズDB）は都合により渡航を見送った。

2019年に成立したXリーグとCFLの間のパートナーシップによってXリーグの選手がCFLのコンバインに参加するのは3回目だ。過去2年は新型コロナウイルス感染拡大のためにトロントでのグローバルコンバインは中止されていたから、日本人選手が当地でのコンバインに参加するのは今年が初めてとなる。

3選手は現地時間22日午後11時頃（日本時間23日正午ごろ）にトロントに到着し、24日間から4日間の日程で行われるグローバルコンバイン参加する。グローバルコンバインでは国内コンバインと同じ計測会とスキルテストのほか、英語によるチームとの面談も予定されている。

アメリカとカナダ国籍を除く外国籍選手を対象としたグローバルドラフトは5月3日（日本時間4日）に行われる。

【選手プロフィール】
斉川尚之（さいかわ　なおゆき）
富士通フロンティアーズDL　背番号97
1996年3月29日生まれ、早稲田大学出身
身長187センチ、体重112キロ

山本力矢（やまもと　りきや）
アサヒビールシルバースターLB　背番号44
1998年7月17日生まれ、桜美林大学出身
身長182センチ、体重97キロ
2021年度オールX1 Area選出

近江克仁（おうみ　よしひと）
IBM BIG BLUE　WR　背番号84
1995年11月6日生まれ、立命館大学出身
身長180センチ、体重81キロ
昨年はヨーロピアンリーグ・オブ・フットボール（ELF）のライプツィヒ・キングスでプレーし、TDパスキャッチを記録した。同年10月にはNFLインターナショナルコンバインに日本人で唯一招待される。

*身長、体重は所属チーム公式サイトに記載のもの

■今後のスケジュール
3月24－27日　CFL グローバルコンバイン（カナダ・トロント）
5月3日（日本時間4日未明）　CFLグローバルドラフト
6月中旬〜10月下旬 2022 レギュラーシーズン
11月中旬　プレーオフ
11月20日　第109回グレイカップ（王座決定戦）
※コロナ感染拡大の影響などにより、スケジュールが変更される場合があります。

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