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X1リーグが新たなリーグ編成へ X1 Superは12チームに拡張

2022年05月02日(月) 10:00

日本社会人アメリカンフットボール協会は2022年度からX1リーグの編成およびポストシーズンのしくみを改編します。その詳細が決まりましたのでお知らせします。

X1 Superは12チーム、2ディビジョン制に
X1 Superは昨年のリーグ戦の結果X1 Areaから昇格したアサヒビールシルバースター、アサヒ飲料チャレンジャーズ、otonari福岡サンズ、胎内ディアーズの4チームが加わって12チームに拡張します。
この12チームがDivision AとDivision Bに分かれ、リーグ戦(レギュラーシーズン)はディビジョン内の総当たり戦で各チーム5試合を戦います。Division AとBは並列であり、ディビジョン間で優劣はありません。2022年度はDivision Aが昨年のX1 Superのリーグ戦1位のパナソニック インパルス、4位のIBM BIG BLUE、5位のノジマ相模原ライズ、8位のオール三菱ライオンズ、X1 Area1位のアサヒビール、同4位のディアーズという編成になります。
Division Bには昨年のX1 Super2位の富士通フロンティアーズ、3位のオービックシーガルズ、6位の東京ガスクリエイターズ、7位のエレコム神戸ファイニーズ、X1 Area2位のアサヒ飲料、3位のotonari福岡が所属します。

X1 Superのポストシーズンも新たな装いとなります。アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯「ライスボウル」を頂点とする「ライスボウルトーナメント」によってXリーグの優勝チームが決まります。
ライスボウルトーナメントに出場するのはリーグ戦終了時の両ディビジョンの上位4チーム。1回戦に相当するクオーターファイナルではディビジョン1位チームが他ディビジョンの4位チームと、2位チームが他ディビジョンの3位チームとそれぞれ対戦します。クオーターファイナルの勝者がセミファイナルにおいてライスボウル出場権を懸けて戦います。

新リーグ編成についての深堀理一郎理事長のコメントは以下の通りです。
「Xリーグ決勝戦が1月3日開催のライスボウルになったことに伴い、ポストシーズン及びX1 Superチーム数の見直しを行いました。この見直しにより、ライスボウルを目指す『ライスボウルトーナメント』の魅力が増し、より多くのチームにライスボウルへの道が開かれた編成で2022年からの秋季リーグ戦を実施します。ライスボウルトーナメントでは、初戦はいずれもシーズン中にはなかった組み合わせとなり、一発勝負のトーナメントの魅力がさらに高まります。また、今回の拡張に伴い、九州を拠点とするイコールワン福岡サンズ(編注:現otonari福岡サンズ)がX1 Superに初挑戦となります。X1 Superの試合を九州地区のファンの皆様に届けられることを本当に嬉しく思います。2022年秋季シーズン、是非、楽しみにしてください」

X1 Areaは8チーム制の総当たり
X1 Areaは昨年の入替戦でX2から昇格した三菱商事CLUB TRIAXを加え、警視庁イーグルス、PentaOceanパイレーツ、アズワンブラックイーグルス、電通キャタピラーズ、名古屋サイクロンズ、富士フイルムミネルヴァAFC、品川CC ブルザイズ東京の計8チームによる総当たりのリーグ戦を行います。

SuperとAreaの入替戦
リーグ戦終了時のX1 Areaの上位2チームがSuperとの入替戦に進出します。X1 Superのディビジョン5位と6位の計4チームが「たすき掛け」方式(Division A5位対B6位、A6位対B5位)の順位決定戦で対戦し、それぞれの試合の敗者がAreaとの入替戦に臨みます。
入替戦ではSuperの順位決定戦の敗者のうち勝率の低いチームがArea1位と、高い方のチームがArea2位と対戦します。順位決定戦の敗者の勝率が同じ場合は抽選で対戦相手を決定します。

次年度のX1 Superにおけるディビジョン編成決定方法
X1 Superの次年度のディビジョン編成は以下のように決定します。リーグ戦終了時の順位をもとに、2位と4位のチームが所属ディビジョンを変更します。最終順位5~6位のチームについては順位決定戦の勝者チームが抽選によってDivision AまたはDivision Bの5位に入り、敗者チームはこれも抽選によってディビジョンの暫定6位となります。
X1 Areaとの入替戦の結果により昇格・降格が生じた場合には、昇格チームは入替戦の対戦相手のディビジョン暫定順位を引き継ぎます。

注:チーム名変更に伴い5月2日初出の記事の内容を更新しました