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X1 Super昇格のディアーズが「胎内ディアーズ」に名称を変更

2022年07月13日(水) 20:10

今季からX1 Superに昇格したディアーズが「胎内ディアーズ」とした新たなスタートを切ることになった。13日に新潟県胎内(たいない)市内で記者会見を行い、正式に発表したもの。

ディアーズは現在、東京都調布市をホームタウンとするが、チームの運営会社である「DEERS FOOTBALL CLUB」の経営権が株式会社NSG ホールディングスに移った。新潟県の企業グループであるNSGホールディングスは10年以内にチームを胎内市に完全移転する構想を持っており、それに伴ってチーム名の冠に「胎内」の市名を付すことにした。

NSGホールディングスは教育事業と医療・福祉・介護事業だけでなく建設・不動産業など幅広い事業を展開し、スポーツ事業ではサッカーJ2のアルビレックス新潟の経営で知られる。ディアーズの胎内市移転計画は同市の活性化プロジェクトの大きな柱の一つとなる。

ディアーズは前身の鹿島ディアーズが実業団チームとして1990年にリーグに加盟。1997年と2009年に日本一に輝いた。2014年からはクラブチームとなっている。

昨年はX1 Areaで4勝2敗の好成績を残し、総合4位となってX1 Superへの昇格を果たした。昇格1年目のシーズンは9月11日(日)に富士通スタジアム川崎でIBM BIG BLUEとの対戦で幕を開ける。