【X1 Super第1節の見どころ】新体制のエレコム神戸ファイニーズがX1 Super初挑戦のアサヒ飲料クラブチャレンジャーズと激突

今年のX1 Superの秋季リーグ戦は10日(土)王子スタジアムで行なわれるエレコム神戸ファイニーズ対アサヒ飲料クラブチャレンジャーズの対戦で幕を開ける。

エレコム神戸は、元日本代表ラインバッカー(LB)の時本昌樹氏が新HCに就任。春の公式戦はグリーンボウルトーナメントでアサヒ飲料からの勝利を含む1勝1敗で終えた。このときは日本人選手だけの布陣だったが、その後クオーターバック（QB）デイビッド・ピンデル、ワイドレシーバー（WR）デビン・フェルプス、ディフェンスバック（DB）ブランドン・マッキンニー、アイゼアー・ピエールの4選手が加入した。なかでも注目はQBピンデルだ。コネチカット大を卒業した後ドラフト外ながらNFLのタンパベイ・バッカニアーズとミネソタ・バイキングスのミニキャンプに参加した経歴を持つ。脚力があり、モビリティに優れたQBだ。

ランニングバック（RB）秋元ミンジェ（上段写真）を中心としたランオフェンスにピンデルのランとパスが加われば、春とは全く違ったファイニーズオフェンスが見られることになる。

アサヒ飲料はこれがX1 Superのデビュー戦となる。QBギャレット・サフロンとWRロバート・アールジョンソンII世のホットラインは健在で、そこに阿部拓朗（下段写真右）、今季主将を務める亀山暉が加わって空中戦を展開する。新規外国籍選手ではDBデビオン・ワシントン、LBロビー・ワレスがディフェンスを固める。