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【X1 Super第1節の見どころ】大型補強のオービックシーガルズが新鋭otonari福岡SUNSと公式戦初対決

2022年09月10日(土) 08:59


X1 Super 開幕節は11日(日)、神戸市の王子スタジアムで2年前の王者チームのオービックシーガルズがX1 Areaから昇格してきたotonari福岡SUNSと初めて対戦する。今季のオービックは新クオーターバック(QB)に前IBM BIG BLUEのジェイソン・スミスを迎え、ワイドレシーバー(WR)には富士通フロンティアーズでエースとして活躍した中村輝晃クラーク、元東京ガスクリエイターズのディフェンスバック(DB)ショーン・ドレイパーが加わるなど大型補強を行った。王座奪回に向けて並々ならぬ決意の表れだ。

スミスのクオーターバッキングは未知数のところが多い。昨年はレシーバーとしてのプレーがほとんどで、パスは1試投の記録しか残っていない。オーバーン大でランニングバック(RB)も含め複数のポジションをこなしてきた運動能力をオービックでいかに発揮するか楽しみだ。

守備は新主将のディフェンスライン(DL)佐藤将貴を中心に、昨季オールXリーグ選出のラインバッカー(LB)成瀬圭汰(上段写真)、DL清家拓也が鉄壁の守備を誇る。

対するotonari福岡もQB西山雄斗(下段写真)、QB/WR伊藤嵩人などアスリートが揃うオフェンスに元コロラド州立大のRBダニエル・ワイズ(前パナソニック インパルス)、テキサスA&M出身のRBエドワード・ジャーマニーが加わり、さらに強化された。

ディフェンスでは立命館大時代にハードタックラーとして鳴らしたDB尾西昇龍が加わった。好パサーの多いX1 Superにどれだけ早く順応するかがカギを握る。

2017年のXリーグ加盟からわずか5年でX1 Superまで駆け上がった九州の雄がオービック相手にどのような戦いを演じるのか注目だ。