【X1 Super第1節の見どころ】昨季リーグ戦全勝のパナソニック インパルスがノジマ相模原ライズと顔合わせ

X1 Super秋季リーグ戦第1節第2日目第1試合は11日（日）正午から神戸市王子スタジアムで、パナソニック インパルスとノジマ相模原ライズがあいまみえる。

過去３年間の対戦成績は、パナソニックが2戦2勝（2020年は対戦なし）。2019年は開幕戦で戦い、パナソニックが序盤から主導権を握り24対0と完封勝利。昨年は第2節に激突。ノジマ相模原が先制してパナソニックが追いかける展開だったが、最終クオーターは地力の差が出たのかエースランニングバック（RB）ミッチェルビクタージャモーの2連続タッチダウンランで逆転するとそのままパナソニックが24対10で押し切った。

パナソニックとしては昨年苦戦した相手だけに得意のランプレーを中心に先手先手で攻め得点を重ねて、強力守備陣がノジマ相模原の猛攻を防ぎ切りたい。昨年新人ながら主力として活躍したワイドレシーバー（WR）ブレナン翼、桑田理介、RB立川玄明に守備の要として重責を果たしたラインバッカー（LB）青根奨太、小西憂らの成長が悲願の日本一奪回に期待されるところだ。

一方のノジマ相模原は強豪上位陣チームにあと一歩及ばず悔しい思いをしてきたこれまでのシーズン。昨年ラッシング記録2位のRB吉田充輝、レシービング記録6位で5TDを獲得した得点源のWR八木雄平らの攻撃力に期待がかかる。円熟味を増した両選手を中心に先制点を奪い、試合を有利に運ぶことがセットアップのカギとなろう。今回はまだ試合慣れしていない初戦ということもあって昨年リーグ戦全勝のパナソニックを慌てさせて対インパルスの連敗を止めたい。