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NFLインターナショナルコンバインの実技始まる　富士通WR松井理己選手は「予想以上の出来」

2022年10月04日(火) 16:09

ロンドンで行われているNFLインターナショナルコンバインは3日に室内で3種目の測定で始まり、日本から唯一招待されている富士通フロンティアーズのワイドレシーバー（WR）松井理己選手も計測に参加した。

この日行われたのは垂直跳び、ベンチプレス、フォースプレートテストを選手の宿泊先であるホテルのロビーとボールルームを使用して行った。フォースプレートテストというのは体のゆがみや重心動揺を力学的に図る計測のことで、床に置かれた特殊なプレートの上でジャンプし、両足で着地した際の諸データを記録する。ここから得られるデータは加速促進やリハビリなど広い分野で活用されるのだという。今回のNFLインターナショナルコンバインには松井選手を含み13か国から44人の選手が招待されている。

松井選手は垂直跳びで35.5インチ（約90センチ）、ベンチプレスでは約102キロの重量を12回あげた。他選手の記録は公表されていないが、松井選手自身は自分のパフォーマンスには満足の様子。「垂直跳びは年々（数値が）よくなっている」と言い、「予想以上の出来」と評価した。

4日にはトッテナムホットスパースタジアムで40ヤード走、ショートシャトルなどフィールド上での計測が行われる。松井選手は「すべての種目が楽しみ」と気負いのない様子だった。

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