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【X1 Super第4節の見どころ】地上戦を制する者が試合を制するか オービックとアサヒ飲料のX1 Super初顔合わせ

2022年10月21日(金) 11:00

秋の深まりとともにフットボールシーズンも佳境を迎えた。
X1 Super秋季リーグ戦第4節2日目第1試合は23日、正午から大阪府吹田市万博記念競技場で、オービックシーガルスとアサヒ飲料クラブチャレンジャーズが対戦する。今季これまでの成績はオービックが2勝1分け、アサヒ飲料は1勝2敗だ。アサヒ飲料が昨年までX1 Area所属だったため両チームの対戦は過去3年間はなかった。

この試合はオービック、アサヒ飲料ともに地上戦の出来が勝敗を左右しそうだ。オービックは新戦力のランニングバック(RB)の西村七斗、大河原陸、アサヒ飲料は川淵将が注目選手としてあげられる。どちらが地上戦で優位な展開を図れるか。

空中戦ではオービックのクオーターバック(QB)ジェイソン・スミス(上段写真)と198センチの長身タイトエンド(TE)ホールデン・ハフのコンビに注目だ。東京ガスクリエイターズ戦ではこのホットラインが炸裂し、2タッチダウンを奪っている。

対するアサヒ飲料も空中戦では負けていない。QBギャレット・サフロンと、こちらも189センチの長身ワイドレシーバー(WR)ロバート・アール・ジョンソンⅡ(下段写真)のコンビが中心となって空爆を支える。しかしながら、富士通フロンティアーズ戦では、富士通の強力守備の前にパス成功率が31.6%と低調だっただけにどこまで修正できたかがカギとなる。

アサヒ飲料としては、オービックオフェンスの主要ポジションに新戦力が多いだけに、先手先手をとりながら試合を有利な展開に持ち込みたい。オービックはポストシーズンに向けてよりよい順位で闘うために負けられない一戦だ。アサヒ飲料のパッシングアタックをディフェンスバック(DB)陣がいかに防ぎきるか。そしてオフェンスでは自らの空中戦と地上戦のバランスアタックでアサヒ飲料ディフェンス陣を掻き乱したい。