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【X1 Super第5節の見どころ】ノジマ相模原、今季初勝利目指すオール三菱をホームで迎え撃つ

2022年11月03日(木) 13:00

2022年のX1 Super秋季リーグ第5節は5日、ノジマ相模原ライズとオール三菱ライオンズが相模原ギオンスタジアムで対戦する。すでに順位が確定している両チームだが、ノジマ相模原はポストシーズン、オール三菱も入替戦が後に続くので、レギュラーシーズン最終節でも力のこもった熱戦が期待できそうだ。

ノジマ相模原は、ここまで2勝2敗の五分。まだ連勝がないので、今季初の連勝を飾ってプレーオフに弾みをつけたいところだ。攻撃の要は、クオーターバック(QB)カート・パランデック(上段写真左)。前節ではパス獲得121ヤードに終わったが、それまでは3試合連続でパス200ヤード以上を獲得。タッチダウンパス6に対して被インターセプト6と安定感に欠けるところがあるものの、ここぞという時のパフォーマンスには期待が持てる。第2節で3タッチダウンパスをヒットしたワイドレシーバー(WR)八木雄平とのホットラインに注目だ。

守備では、ラインバッカー(LB)田中喜貴が中心となってオール三菱の司令塔を警戒したい。前線からは、ともに今季2サックの松木晋也とジェイス・キャップスの体重100キロの重量ディフェンスラインコンビがプレッシャーをかけつつ、後方ではリー・ハイタワーと渡辺健太の長身ディフェンスバックコンビがいち早く相手オフェンスの芽を摘む。ホームのノジマ相模原は、多くの地元ファンの前で、勝ってレギュラーシーズン最終戦を締めくくりたい。

対するオール三菱は、第4節を終了して未勝利と苦戦している。しかし、大敗した前節を除けば、結果が伴っていないだけで内容は悲観するほどではない。レギュラーシーズン最終節で、何とか勝利をつかみたいところだ。オール三菱の命運を握るのは、QBジョン・ギブスJr.(下段写真)だ。身長198センチ、体重100キロと恵まれたサイズの司令塔は、パスはもちろん、リーグ2位の360ヤードを記録するランにも期待が高まる。ここまでの4試合でギブスJrが100ヤード近く走れば接戦を演じ、逆に54ヤードに抑えられた前節のパナソニックインパルス戦では大負けした。オール三菱の勝敗の行方は、ギブスJrの健脚にかかっていると言っても過言ではない。

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