【CFLグローバルドラフト】2023年CFLグローバルドラフトが終了　日本人選手は2年連続で指名なし

カナダのプロフットボール「カナディアンフットボールリーグ（CFL）」がアメリカとカナダ以外の国籍の選手を指名対象とするグローバルドラフトがカナダのトロントで現地時間5月2日午前11時（日本時間3日午前0時）から行われた。今年はCFLの9チームが2ラウンドにわたって指名を行ったが、昨年に続き、日本人選手は指名を受けなかった（花田選手は現役大学生のため、2024年のドラフト選考対象）。

2月の国内コンバインを経て遠藤集（電通キャタピラーズ RB）、宮澤稜（富士通フロンティアーズWR）、加藤大資（IBM BIG BLUE RB）、花田秀虎　（日本体育大学、　相撲からの転向、　DL）の4選手が3月22～26日にカナダ・エドモントンで開催されたCFLコンバインに招待された。

4選手は40ヤード走、ベンチプレスといったコンバイン種目のほか、3日間のカナダ出身選手との合同練習にも参加し、CFL9チームのヘッドコーチやゼネラルマネージャー（GM）らが視察する中で好パフォーマンスを披露したが、残念ながら指名にはつながらなかった。

ただし、CFLコンバインに招待された選手は2年間のドラフトエントリー資格があるため、花田選手を除く3選手は来年のCFLドラフトで指名される可能性を残している（花田選手は来年から2年間の資格保有）。

Xリーグは2019年にCFLとパートナーシップを締結。そのパートナーシップにより、2020年からXリーグ所属の選手を対象とした国内コンバインが行われ、今年で4回目を迎えた。2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でシーズンの開催が中止となったが、2021年にはXリーグに所属する日本人選手6人が指名を受けて全員がCFL入りを果たした。

2023年5月3日現在でCFLに所属する日本人はウィニペグ・ブルーボマーズのLB丸尾玲寿里（パナソニック インパルス）、同OL町野友哉（富士通フロンティアーズ）、カルガリー・スタンピーダーズK/P佐藤敏基（前富士通フロンティアーズ）　の3人となった。

今年のCFLグローバルドラフトの全指名結果についてはCFL公式サイト内のこちらから。

■今後のCFLのスケジュール
5月中旬　トレーニングキャンプ
6月8日－10月28日2023 レギュラーシーズン
11月4－11日　プレーオフ
11月19日　第110回グレイカップ（王座決定戦）
※スケジュールは変更となる場合があります。