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元アマチュア横綱の花田秀虎さんがコロラド州立大学入学 本場でフットボールを学びNFLを目指す

2023年07月18日(火) 15:00

2020年のアマチュア横綱で昨年のワールドゲームズで相撲重量級の世界チャンピオンとなった花田秀虎さんが18日、都内でプレスカンファレンスを開き、8月から渡米して米コロラド州立大学に入学することを明らかにした。同大学で本場アメリカNCAAのフットボールを学び、子供のころからの夢であるNFL選手を目指すことになる。

花田さんは日本体育大学2年生だった昨年3月に、Xリーグの有志チームが合同で行ったトライアウトに参加し、相撲からアメリカンフットボールに転向してNFLを目指すことを宣言していた。7月に米アラバマ州で行われたワールドゲームズで優勝した後、大学を休学して本格的ににフットボールの練習を積んできた。

今年1月にはJapan U.S. Dream Bowlの全日本選抜チームにも選ばれ、試合出場はなかったがメディアに注目されるなど存在感を放った。

3月にはカナダ・エドモントンで開催されたCFLコンバインに招待され、プロリーグのコーチたちが見守る中でパワフルでスピードあふれるプレーを披露した。カナダ人のオフェンスライン(OL)と対決した1-on-1(1対1の勝負)での好プレーがXリーグのツイッターで紹介された後、CFLもSNSで紹介して世界に拡散された。

その動画をみたNCAA校の複数の学校から入学の誘いが来て、日本での取得単位の換算など諸条件がととのったコロラド州立大学への入学が決まった。

コロラド州立大学はNCAA1部マウンテンウェストカンファレンスの所属し、現アリゾナ・カージナルスのTEトレイ・マクブライド、元ピッツバーグ・スティーラーズのLBジョーイ・ポーター、クラーク・ハガンズら多くのNFL選手を輩出している。