【X1 Area】警視庁イーグルスが堅固なディフェンスで快勝　三菱商事は開幕4連敗

【 ランで距離を稼ぐ警視庁イーグルスQB齋藤詩伸（右）　©X LEAGUE】

X1 Area第4節は14日、警視庁イーグルスと三菱商事Club TRIAXの一戦が富士通スタジアム川崎で行われた。前節にアズワンブラックイーグルスに敗れて今季初黒星を喫した警視庁がディフェンスの堅固な守備に支えられて得点を重ね、25‐7で三菱商事を破った。警視庁は3勝目をあげ、勝ち点9を獲得。三菱商事は開幕4連敗となり、今季の負け越しが決定した。

【 タックルを外して走る三菱商事Club TRIAXのQB山際陽介（左）　©X LEAGUE】

警視庁は出場した3人のクオーターバック（QB）が計4つのインターセプトを喫するなどオフェンスのミスが目立ったが、一方でディフェンスが三菱商事のトータルオフェンスを106ヤード、ファーストダウンの更新も8回に抑えた。ディフェンスは第2クオーターの47秒に三菱商事QB山際陽介からワイドレシーバー（WR）馬渡健裕へのタッチダウンパスを許したあとは三菱商事にエンドゾーンへの侵入を許さなかった。

その間に警視庁はセーフティを含む4連続得点で点差を広げて勝利した。

【 パスキャッチした三菱商事WR馬渡健裕をタックルする警視庁DB高橋遼太郎　©X LEAGUE】

警視庁のQB齋藤詩伸は12回のパス試投で8回の成功、2タッチダウン、2インターセプトだった。ランでは9キャリーで73ヤードを稼いだ。ランニングバック（RB）伊藤碧は10キャリーで70ヤード、第4クオーターにタッチダウンランを決めた。

三菱商事は4回のインターセプトのうち得点につなげられたのは1回のみ。チャンスを生かせなかった。