冷静にチームと対戦相手を分析するエレコム神戸OL岡本陸主将　オービック戦には「すべてを揃えていく」

【選手入場で主将としてエレコム神戸ファイニーズを先導する岡本陸（中央）　 ©X LEAGUE】

X1 Super第5節でアサヒビールシルバースターとの接戦に競り勝って2勝2敗1分の勝ち点7でリーグ戦を終え、Division B 3位でライスボウルトーナメント（RBT）に進出したエレコム神戸。チームをとりまとめ、選手を引っ張るキャプテンのオフェンスライン（OL）岡本陸（ろく）に話を聞いた。

OLの要として活躍し、キャプテンとして存分にリーダーシップを発揮する岡本。13‐7で勝利となったアサヒビール戦について感想を聞くと「全然ダメですね。チーム外の人から見ても一目瞭然だと思います」との答えが返ってきた。続けて「大事なのは、うまくいかないときにその原因を突き詰めて見直すことだと思っています。それが心の問題なのか、技術的な問題なのかが分からないと課題が解決できません。そこをしっかりやりたいです」と話し、チームについて「このチームは熱くなりやすく冷めやすい、そういうチームだと思っているので、熱くなっているときには相手を圧倒できるチームです」と分析した。

【右OTでスナップに備える岡本（左）　 ©X LEAGUE】

RBTで対戦することになったオービックシーガルズについては「オービックは非常に良いチームです。僕らが高校生の頃、社会人で4連覇したのを見ていたし大好きなチームでもあります。そのチームを倒すためには、身体のコンディションを整えたり、ビデオでの分析、戦術面、すべてを揃えていく必要があります」と話し、OLとして「オービックと言えばディフェンスライン（DL）だと思っています。どのラインが来ても一級品なので、そこでどれだけ勝負できるかにかかってくると思います」と続けた。