【X1 Area】名古屋サイクロンズが警視庁に完封勝ち　警視庁は入替戦出場権争いで足踏み

【2TDパスを成功させた名古屋サイクロンズQB是澤太朗（左）　 ©X LEAGUE】

X1 Area第6節のうち週遅れの開催が予定されていた名古屋サイクロンズ対警視庁イーグルスの一戦は19日、名古屋市のCSアセット港サッカー場で行われた。試合はクオーターバック（QB）是澤太朗の2タッチダウンパスなどで順調に得点を重ねた名古屋が31‐0で勝利した。名古屋は今季3勝目で勝ち点9となった。この試合に勝てばX1 Area同率首位の座を守り、入替戦出場に向けて大きく前進していたはずの警視庁は痛い一敗を喫した。

【ボールキャリーする警視庁イーグルスRB伊藤碧（中央）　 ©X LEAGUE】

是澤はパスでは220ヤード、2タッチダウンの活躍で、ランでも9回のボールキャリーで43ヤードを稼いだ。レシーバーでは河上遼（3回のパスキャッチ、80ヤード）と髙木優太朗（3回、47ヤード）がそれぞれ得点を記録した。ディフェンスは警視庁オフェンスに185ヤードしか許さず、危なげない試合運びで勝利した。

警視庁は2年前に最終節で名古屋に敗れてX1 Superへの自動昇格を逃した苦い思い出があるが、ここでも同じ相手に苦杯をなめて足踏みを余儀なくされた。