【X1 Area第3節の見どころ】注目の全勝対決！ 胎内 vs. パイレーツ

【TRIAX戦でTDランを決める胎内DEERSのベテランRB宮幸崇（右）　 ©X LEAGUE】

X1 Areaは9月28日（土）から第3節に突入する。10月5日（土）と6日（日）を加えた3日間にわたり、各地で計5試合が開催される。注目のカードは、胎内DEERSとPentaOceanパイレーツの全勝対決だ。

胎内は開幕からの2試合で攻守ともに圧倒的な強さを見せている。クオーターバック（QB）は加藤翔平、大和田昌太郎、西澤凌介の30代トリオがパス攻撃をけん引。ランオフェンスも、37歳の若島慎兵、39歳の宮幸崇のランニングバック（RB）コンビが若手に負けず奮闘している。守備陣もディフェンスライン（DL）宮崎陸を中心に、2試合で9失点と安定している。古巣との対戦となる西澤、若島、宮崎のパフォーマンスにも注目が集まる。

【RB草野公平（左）にハンドオフするPentaOceanパイレーツQB松田隆佑　 ©X LEAGUE】

対するパイレーツは、松田隆佑と松岡修平のQB2人体制が機能している。地上戦も、草野公平と柴田健人のRBデュオが地上戦で存在感を示している。今年のパイレーツは後半に強く、第3クオーター以降の攻撃が光っている。胎内戦でも、前半の互角勝負から後半に勝負をかけ、春のJrパールボウル決勝で敗れたリベンジを果たしたい。

開幕2連勝の電通キャタピラーズと堅守が売りの警視庁イーグルスの一戦も見逃せない。電通のQBアーロン・エリスは2試合で9タッチダウンを記録するなど絶好調。これに対し、警視庁は2試合で計10失点と堅い守備で対抗する。

【品川CC戦で6TDパスを成功させた電通キャタピラーズQBアーロン・エリス（中央）　 ©X LEAGUE】

開幕節を勝利したアズワンブラックイーグルスは10月6日に、およそ1か月ぶりの試合で名古屋サイクロンズと戦う。また、品川CC ブルザイズは、ブルーサンダースと対戦。アズワンとブルザイズは今季2勝目を目指す一方で、サイクロンズとブルーサンダースは連敗を避けたいところだ。三菱商事Club TRIAXとBULLSフットボールクラブの一戦は、ともに今季初勝利をかけた戦いとなる。