【X1 Area】胎内がパイレーツとの無敗対決を制して全勝ターン

【第4Qに決勝TDランを決めてチームメートと喜ぶ胎内DEERS RB田頭建佑　 ©X LEAGUE】

X1 Areaの秋季リーグ戦第3節初戦は28日、富士通スタジアム川崎で行われ、ここまで2勝0敗同士の胎内DEERSとPentaOceanパイレーツが対戦した。試合は1ポゼッション差のまま最後まで推移する好勝負となったが、第4クオーターにボールコントロールしつつ得点ドライブを成功させた胎内が14対7で勝利した。

お互いにX1 Superへの昇格を目指すチームの直接対決1回戦は、CENTRALディビジョンの優勝候補の顔合わせにふさわしい接戦となった。

【2パスキャッチで貢献した胎内WR 柴﨑虎太郎　©X LEAGUE】

パイレーツは第2クオーターの7分48秒にランニングバック（RB）柴田健人の1ヤードタッチダウンランで7‐0とリードを奪ったが、その直後に胎内もクオーターバック（QB）大和田昌太郎からワイドレシーバー（WR）井上翔太への65ヤードのスコアリングパスが決まって同点。

第4クオーターに入ると、大和田に代わった胎内のQB西澤凌介が自陣20ヤードからの攻撃をたっぷり7分51秒を消化しながらドライブ。最後はRB田頭建佑が2ヤード走ってエンドゾーンを陥れ、決勝タッチダウンを奪った。

【先制TDをあげたPentaOceanパイレーツRB柴田健人　 ©X LEAGUE】

パイレーツは第3クオーター終盤にゴール前まで攻め込みながらパーソナルファールで罰退し、その後のフィールドゴールトライも失敗に終わったのが痛かった。

両チームは11月16日の第6節で2回目の対戦を迎える。