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ホール・オブ・フェイムゲーム神戸ボウルでエレコム神戸ファイニーズと学生日本一立命館大学が対戦
2025年06月11日(水) 18:00【エレコム神戸ファイニーズQBデイビッド・ピンデル ©X LEAGUE】
ホール・オブ・フェイムゲーム(殿堂入り記念試合)として毎年行われる神戸ボウルは15日、神戸市の王子スタジアムで開催される。今年はエレコム神戸ファイニーズが、昨年9年ぶりに学生日本一に輝いた立命館大学パンサーズが対戦する。神戸ボウルで社会人対学生の顔合わせが実現するのは3年ぶり。
エレコム神戸は今季、藤本浩貴新HCを迎えて新たなスタートを切った。1日に行われたグリーンボウルではX1 Super WESTのライバルであるSEKISUIチャレンジャーズとの激しい点の取り合いの末に勝利。その勢いのままに神戸ボウルに臨む。
エレコム神戸の原動力となるのはクオーターバック(QB)デイビッド・ピンデルだ。Xリーグでも屈指の運動能力を駆使し、正確なパスを投げるだけでなくチャンスを見つけて自らのランでゲインを重ねる。
一方の立命館大学は昨年の関西学生リーグで最多の1,328ヤードを投げ、13タッチダウンパス(トップタイ)を記録した好パサーの竹田剛が4回生となってチームをけん引する。フラッグフットボールで日本選抜に選ばれたランニングバック(RB)奥村倖大(1回生)も注目選手の一人だ。
今年の神戸ボウルの表彰は日本社会人アメリカンフットボール協会(NFA)の元理事長である池野邦彦氏だ。池野氏はエレコム神戸の前身である湖北ファイニーズの出身で、1985年にNFAが設立されたときに事務局長に就任した。2007~2013年にNFA理事長を務め、NFAの日本トップリーグ連携機構加盟(2010年)などに尽力した。
【池野邦彦氏 ©X LEAGUE】