【X1 Super】富士通が福岡SUNSの地元で相手を圧倒する62得点　攻守がかみ合い今季3勝目

富士通フロンティアーズが攻守で圧倒し、ハカタネクスト福岡SUNSを62対7で下した。勝った富士通は、今季成績を3勝1敗とした。

ハカタネクスト福岡の地元・久留米総合スポーツセンター陸上競技場で行われた試合は、序盤から富士通が主導権を握り、第1クオーターにRB三宅昂輝の2ヤードタッチダウンランで先制。続く攻撃ではQB高木翼がWR糸川創平へ11ヤード、さらにWRサマジー・グラントへ75ヤードのロングパスを通し、立て続けに得点を重ねた。

【3TDパスを成功させた富士通フロンティアーズQB高木翼（中央）　 ©X LEAGUE】

第2Qには新人のRB山嵜大央の29ヤードタッチダウンランに加え、グラントへの24ヤードパス、途中出場のQB鎌田陽大からWR柴田源太への23ヤードTDパスも決まり、前半だけで42点を奪う圧倒的な展開となった。

【ハカタネクスト福岡SUNSのQB 半田敦也　©X LEAGUE】

後半も富士通の勢いは止まらず、第3クオーターにはRB香川将成の10ヤードTDラン。第4QにはQB鎌田が山嵜へ1ヤードTDパス、終盤には三宅が34ヤードを走り抜けるなど、地上戦でも得点を積み重ねた。敗れたハカタネクスト福岡は、QB半田敦也がWR城代慈英への10ヤードTDパスで一矢報いたものの、開幕4連敗となった。