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【X1 Super】パナソニックが5年連続ライスボウルへ 富士通との昨季ライスボウル再戦を制す

2025年12月13日(土) 18:00


昨季ライスボウル決勝の再戦となったパナソニック インパルス対富士通フロンティアーズのライスボウルトーナメントセミファイナル。試合は第3クオーターまで、QB荒木優也の2本のタッチダウンパスなどでパナソニックが17対3と主導権を握った。

【残り4秒で決勝のFGを決めるパナソニックK佐伯眞太郎(中央)  ©X LEAGUE】

しかし第4クオーター、昨季の雪辱に燃える富士通が反撃を開始。QB高木翼からWR糸川幹人へのタッチダウンパスで流れを引き寄せると、続く守備ではDB北川太陽のQBサックでファンブルを誘発し、LB海﨑悠がリカバー。この好機からQB鎌田陽大がWRサマジー・グラントへタッチダウンパスを通し、さらにK納所幸司のフィールドゴールでこの試合初めてリードを奪った。
【富士通フロンティアーズQB高木翼  ©X LEAGUE】

それでもパナソニックはすかさずK佐伯眞太郎の22ヤードフィールドで同点に追いつく。直後、富士通のフィールドゴール失敗で得た最後のチャンスを生かし、試合残り4秒、K佐伯が43ヤードフィールドゴールを冷静に沈めて23対20。王者が接戦を制し、5年連続のライスボウル進出を決めた。

【ランとパスキャッチで計102ヤードを稼いだパナソニックRBミッチェルビクタージャモー  ©X LEAGUE】