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【X1 Super】瀬戸際のIBM、オービックの関門を破れるか

2019年10月28日(月) 17:28


11月2日(土)王子スタジアム

パナソニックインパルス (3勝2敗)vs オール三菱ライオンズ(0勝5敗)

4勝目を挙げてセミファイナル進出を確実にしたいパナソニックインパルスと今季初勝利が待たれるオール三菱ライオンズ。個々の能力では富士通、オービックに引けを取らず盤石にも見えるパナソニックだが、ランオフェンスの安定感に課題を残す。前節のオービック戦では今季最低の26ヤードに抑え込まれ、試合を優位に進めることができなかった。ランでコンスタントにゲインを重ねてこそQBアンソニー・ロウレンス(#18)のパス能力も活きる。苦戦が続くオール三菱はここまで奪ったタッチダウンの75%がパスによるもの。試合序盤からキャッチアップオフェンスを展開するなど思い切った打開策が必要か。

 

11月3日(日)横浜スタジアム

富士通フロンティアーズ (5勝0敗)vs  東京ガスクリエイターズ(2勝3敗)

既に総合順位2位以上で準決勝進出を決めた富士通フロンティアーズと残り2試合を連勝すれば準決勝進出の可能性もある東京ガスクリエイターズとの対戦。富士通はこの試合を落としても最終節のオービック戦に勝てば1位通過が決まるという無理をしなくても良い状況。これまで出場機会の少ないメンバーを中心にフレッシュな陣容で臨むことも考えられる。東京ガスはノジマ相模原ライズに勝利した勢いをぶつける。攻守のキーマン、WR岩越大地(#9)、WR加藤侑矢(#14)、DLジェブライ・レーガン(#20)、DB松倉武雄(#11)らの活躍に注目したい。

 

ノジマ相模原ライズ(0勝5敗) vs エレコム神戸ファイニーズ(3勝2敗)

前節で富士通に敗れるも依然としてセミファイナル進出圏内のエレコム神戸ファイニーズ。対するノジマ相模原ライズはホームで東京ガスにも敗れ、まさかの今季未勝利。この試合では両チームともエースQBを負傷で欠くことが予想され、特にオフェンスはバックアップメンバーを含めた総合力が問われることになりそうだ。エレコム神戸はQBコーディー・ソコール(#19)のパス能力に目が行きがちだが、1回平均4ヤード強を稼ぐランプレーが好調で、同平均2.5ヤードに満たないノジマ相模原に対して大きなアドバンテージと見る。ノジマ相模原はQBに依らず個の能力で勝負ができるRB宮幸崇(#2)、小林篤実(#32)、WR八木雄平(#85)、伊藤雅恭(#23)に徹底してボールを集めたい。

 

IBMビッグブルー(2勝3敗) vs オービックシーガルズ(5勝0敗)

IBMは現時点で2勝3敗。セミファイナル進出を争うパナソニックとエレコム神戸に直接対決でいずれも負けているのが痛い。この試合を含めて2連勝し、その上でパナソニックまたはエレコム神戸を勝ち星数で上回る必要がある。一方、富士通と並び5戦全勝で総合順位2位以上を確定させたオービックシーガルズ。前節のパナソニック戦はロースコアゲームを制した格好だが、特にショートヤードでのランストップは数字以上のインパクトを残した。とにかく守備が好調だ。中でもDL仲里宏章(#33)とDBブロンソン・ビーティー(#21)の存在感は別格。この2人の攻略にIBM QBケビン・クラフト(#3)も頭を悩ませることだろう。

 

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