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【第73回ライスボウル】攻守で学生王者を圧倒し富士通が最多タイ4連覇を達成

2020年01月03日(金) 19:28

第73回ライスボウルは富士通フロンティアーズと関西学院大学ファイターズが2年連続で対戦。富士通は立ち上がりQB高木翼(#18)がゴール前でWR強盛(#1)へのパスを決めて先制。リズムを掴んだQB高木は立て続けにタッチダウンパスを投じて21-0とリードを広げた。関西学院もエースRB三宅昴輝(#21)が66ヤード独走タッチダウンで食い下がるが、すぐさま富士通RBサマジー・グラントがタッチダウンを奪い返し28-7で折り返す。
後半に入り大黒柱のOL小林祐太郎(#72)を負傷で欠く富士通自慢のオフェンスラインが苦戦し、ジャパンエックスボウル以上にQBサックが頻発。しかし、ここで劣勢に回らないのが富士通の強さ。堅守で関西学院の反撃を最小限に食い止め38-14で最多タイとなるライスボウル4連覇を達成した。学生相手に無類の勝負強さで数々の逆転劇を演じてきた関西学院だったが、得意のスペシャルプレーが不発に終わり涙を飲んだ。
大会MVPとなるポールラッシュ杯にはパスで3タッチダウンを決めた富士通QB高木が輝いた。

Photo エムアイプランニング
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