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第12回 「全国でPUSH!」運動 オンライン救命講習会開催~それは大切な人が突然倒れた時 誰にでもできること~

2020年07月27日(月) 17:17


日本では1年間で約7.9万人、一日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっています。突然の心停止になった場合、『そばにいる誰か』がすぐに胸骨圧迫を開始しAEDを使うことで救える可能性が高まりますが、まだ使われている人が少ないのが現状です。

この課題を解決するため、日本AED財団様では『子供から大人まで短時間で楽しく体験学習できる“PUSHプロジェクト”』を推進されており、Xリーグでも定期的に日本AED財団様とのコラボレーションイベントを開催しております。

毎年8月10日の『健康ハートの日』の前後に開催される、全国津々浦々の方々と力を合わせ一斉に救命講習を実施する『全国で「PUSH!」運動』を第12回となる今年は、日本AED財団、大阪ライフサポート協会、日本心臓財団の3団体が主催。withコロナ時代に合わせ、全国どこからでも感染リスクなく参加できる500名規模のオンライン講習会として開催すること決定しました。Xリーグでは、健康を守る、社会を守る活動の一環として実施している「ラジオ対応&カンタン体操」のバナーの変更、記念写真のポーズの変更、選手からビデオメッセージを準備する等をして、『全国で「PUSH!」運動』の広報サポートしております。(イベント当日はXリーグ選手のビデオメッセージも紹介される予定です)

PUSHプロジェクト

心肺蘇生の中で最も重要な「胸骨圧迫」と「AEDの使用法」を多くの方に学んでもらうことにより、いざというとき、胸骨圧迫とAEDの使用ができる勇気を持ち、心臓突然死からひとりでも多くいのちを救うことを目的として、3つのPUSHを広める企画です。2008年より、大阪ライフサポート協会が推進し、日本心臓財団が支援してきたプロジェクトは全国に広がり、2019年日本AED財団の協力も得て、現在では10箇所の地域コア団体(各地域でPUSHプロジェクトに賛同し、活動の輪を広めている団体)を中心に、積極的にその思いを広げています。

イベント概要

突然の心停止になった場合、『そばにいる誰か』がすぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始しAED(自動体外式除細動器)を使うことで救える可能性は4倍にも高まります。
AEDの設置は拡がっていますが、誰かの目の前で倒れた事例のうち、未だ4割は胸骨圧迫を受けられず、AEDによる電気ショックが実施される割合はたった5%。毎年7万人もの方が突然の心停止で亡くなっています。

年間7万件を超える人に発生する突然の心停止。大切な人を救えるのは、その時そばにいるあなただけ。
子供からお年寄りまで、楽しく学べる体験講習“PUSHコース”に参加して、「いのち」を守る技術と知識を身に着けよう!

●申込み:https://forms.gle/VqStpKQiGXq2tu5V7

●開催日時:2020年8月10日(月・祝)11:00~12:00 (開場 10:50)

●プログラム
1.イントロダクション
2.AED大使からのメッセージ
3.救命講習会 PUSHコース
4.メッセンジャーからのメッセージ
5.質疑応答、記念撮影
(※当日はXリーグの選手のメッセージも流れる予定です。)

●主催:大阪ライフサポート協会、日本AED財団、日本心臓財団
●協力:Xリーグ

富士通フロンティアーズ趙 翔来選手

LIXIL DEERS田邊翔一選手