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【X1 AREA週間MVP】名古屋サイクロンズのスペシャルプレーでの39ヤードタッチダウンパス<Play of the Week>

2021年11月26日(金) 18:00

<Play of the Week>

<Play of the Week>
名古屋サイクロンズのスペシャルプレーでの39ヤードタッチダウンパス

名古屋サイクロンズと警視庁の試合は今季のX1 Areaのレギュラーシーズン最終戦でした。警視庁は勝つか引き分けでX1 Superへの昇格が決まるとあり、警視庁側のスタンドには500人を超える観客が入りました。こうした完全に「アウェイ」の環境の中で戦った名古屋サイクロンズは、それまで全敗だったチームとは思えない試合運びで終始試合のペースを握りました。

第2クオーター中盤に7-3となったまま膠着状態に入った試合を動かしたのがこのプレーでした。まず、QBの位置に入ったRB三浦直己選手がワイドレシーバー(WR)坂本アントニーマウネディ選手にラテラルパスを投げました。そこから坂本選手は縦にあがるパスルートを走っていたWR藤田陸選手にパスを通し、そのままタッチダウン。それまでのサイクロンズの執拗なラン攻撃に対応するため、浅めに守備隊形をとっていた警視庁のディフェンスの裏をかく絶妙なプレーコールでした。

警視庁はその後タッチダウンと2点コンバージョン成功で3点差まで詰め寄りますが、最終的には同点に届かずタイムアップ。このタッチダウンが事実上の決勝点となりました。

週間MVP、Play of the Weekとは

Xリーグでは今シーズンからX1 Super、X1 Areaの各節の試合で目覚ましい活躍をした選手をオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームからそれぞれ1名を選出し、週間MVPとして表彰します。また、その節を代表するようなビッグプレーをひとつ選び、Play of the Weekとして紹介します。

週間MVPとPlay of the Weekの選考をするのは10数名からなるそれぞれのリーグの解説員です。いずれもアメリカンフットボールの選手経験があり、普段からXリーグの試合をたくさん見ている解説員ばかりです。解説員ならではの目線で選考します。