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【X1 Area】アズワンが3位、1点を争う名古屋との接戦を制す

2020年11月14日(土) 20:03

14日(土)、X1 Area西日本秋季公式戦の3位決定戦として、名古屋サイクロンズとアズワンブラックイーグルスがエキスポフラッシュフィールドで対戦した。1点を争う好ゲームとなった激闘を17対16で締めくくったアズワンが名古屋を下して3位を確定させた。

第1クオーターにフィールドゴールで先制したのはアズワンだったが、すかさず名古屋の藤田陸が96ヤードのキックオフリターンタッチダウンを決めてリードを奪う。さらに名古屋がフィールドゴールで加点するも、前半終了間際にアズワンが逆転タッチダウンを成功させ、1点のアドバンテージを持って前半を折り返した。

両軍無得点に終わった第3クオーターを経て、迎えた勝負の最終クオーターには名古屋のクオーターバック(QB)神谷壮哉がワイドレシーバー(WR)永井洋輔に20ヤードタッチダウンパスを通して試合をひっくり返す。しかし、1点ビハインドのアズワンは続くドライブで、QB轟木祐人のパスを軸にして前進し、敵陣26ヤード、フォースダウン5ヤードの場面でギャンブルを敢行。轟木が左サイドを走っていたWR川畑一輝にタッチダウンパスをヒットさせ、その後のキックも決めて再びアズワンがリードする展開に持ち込んだ。

負けられない名古屋も、自陣3ヤードから必死の攻撃を繰り広げたものの、最後は神谷が相手守備のラッシュを逃れて苦し紛れにパスを投げたところを、アズワンのラインバッカー(LB)富治林令士にインターセプトを喫して万策尽きた。