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【X1 Area】アサヒ飲料が優勝! 粘るみらいふ福岡を終盤に突き放す

2020年11月14日(土) 20:15

X1 Area西日本秋季公式戦の決勝戦が14日(土)にエキスポフラッシュフィールドで行われ、アサヒ飲料チャレンジャーズと、みらいふ福岡SUNSの頂上決戦は、終盤にみらいふ福岡を突き放したアサヒ飲料が34対17で勝利し、西日本地区4チームで争われたトーナメントに優勝した。

接戦の展開となった序盤は、ランニングバック(RB)巽豊(たつみ・ゆたか)がタッチダウンランを決めたアサヒ飲料が先制を果たすと、第2クオーターは互いにタッチダウンとフィールドゴールを1つずつ決め、アサヒ飲料が7点をリードして後半に突入する。

終盤はアサヒ飲料のクオーターバック(QB)サムエル・サフロン・ギャレットが2回目のタッチダウンパスをつないで加点した後、みらいふ福岡もRBブランドン・ベリーのタッチダウンランで追いすがったものの、第4クオーターにフィールドゴールで再びリードを広げたアサヒ飲料が、試合終了まで2分を切ったところでラインバッカー(LB)丸尾玲寿里のファンブルリカバータッチダウンでダメ押し。昨季X1 Areaで準優勝したアサヒ飲料が地力を見せつけ、X1 Area昇格2年目のみらいふ福岡に引導を渡した。

みらいふ福岡は第3クオーターまで、取られたら取り返す粘りのパフォーマンスを見せるも、勝負どころの最終クオーターではインターセプト、ファンブル、インターセプトと手痛いミスを連発したのが響いた。10年ぶりの現役復帰戦となった前戦で1サックをマークするなど活躍したディフェンスライン(DL)コージ・トクダは、チーム2位の5.5タックルと気を吐いている。