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日本代表OLに完敗を認めるコージ、「もっとスピードをつけないとダメ」

2020年11月14日(土) 20:55

日本代表の壁は厚くて高かった。

14日(土)、アサヒ飲料チャレンジャーズとのX1 Area西日本秋季公式戦トーナメント決勝戦に先発出場したみらいふ福岡SUNSのディフェンスライン(DL)コージ・トクダは、チーム2位の5.5タックルを記録するも、対峙したアサヒ飲料のオフェンスライン(OL)黒川晴央に阻まれて思うようなパフォーマンスを発揮できず、テクニックの違いを実感したと明かしている。

初戦で1サックを記録するなどブランクを感じさせない動きを見せ、現役復帰2戦目となる決勝戦も右のDLでスターターを務めたコージが相手にした黒川は日本代表常連の選手だ。

今年3月に行われたTSL(ザ・スプリング・リーグ)選抜戦でも日本代表に選ばれた黒川は、身長190cm、体重125kgとNFLでも通用するほどの体格の持ち主。身長182cm、体重97kgのコージは、自分より大柄な黒川と対峙しても「恐怖感はなかった」と話した一方で、「体重差もありますが、テクニックが違いますね。抜けたと思ったのは1回くらい」と完敗を認めた。

今年は入れ替え戦がないため来年以降となるが、チームの悲願であるX1 Superに昇格できれば日本代表クラスを相手にすることが多くなる。それだけに復帰2戦目で日本代表選手のレベルが分かったことは収穫だったようだ。今後の対策としては、「パワーではなく、もっとスピードをつけないとダメ」と自身の課題点を挙げている。