ニュース

【X1 Area】富士ゼロックスが今季初勝利、BULLSに完封勝ち

2020年11月14日(土) 21:22

X1 Area東日本秋季公式戦の富士ゼロックスミネルヴァAFC対BULLSフットボールクラブの一戦が14日(土)、富士通スタジアム川崎で行われた。両軍の守備陣が奮闘した試合は富士ゼロックスが14対0で勝利し、今季初勝利を完封で飾っている。

初戦を落としていた富士ゼロックスは、第2クオーター中盤にワイドレシーバー(WR)桑原司の25ヤードタッチダウンランで待望の先制を果たす。その後は、両チームのディフェンスの踏ん張りもあり、お互いが攻め手を欠いて、富士ゼロックスが7点をリードしたまま進んだ。

試合が動いたのは第4クオーター。7点を追うBULLSが自陣20ヤードからの攻撃で、クオーターバック(QB)時崎達弘のパスとランを軸に着実にボールを進めて敵陣12ヤードまで侵入する。試合残り1分を切ったところで絶好の同点機が間近に見えたと思われたが、時崎が投げたスクリーン気味のパスを、ターゲットとなった右サイドのWR黒木優人が痛恨のファンブル。富士ゼロックスはこのボールをリカバーして攻撃権を得ると、RB廣澤達也の5ヤードタッチダウンランにつなげてダメを押した。

BULLSはラン獲得ヤードで169対149、総獲得ヤードでも256対236と相手を上回ったものの、最終クオーターに訪れた勝負所でのファンブルなど、計4回のターンオーバーが勝敗に響き、2連敗となった。