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【X1 Area】ブルザイズが富士ゼロックスに辛勝で今季初白星

2020年11月28日(土) 23:23

X1 Area東日本秋季公式戦として28日(土)、富士ゼロックスミネルヴァAFCとブルザイズ東京が対戦した。

富士通スタジアム川崎で行われた一戦は終盤まで富士ゼロックスがリードするも、第4クオーターにブルザイズが逆転して7対5で勝利し、2連敗中だったブルザイズがうれしい今季初白星を手にしている。一方、敗れた富士ゼロックスは1勝2敗となった。

富士ゼロックスは最初のドライブでクオーターバック(QB)高橋遼平のパスとランを織り交ぜ、ブルザイズ陣23ヤードまで前進。ここで、河野俊介が40ヤードフィールドゴールを成功させて先制する。

その後はお互いに攻め手を欠き、両軍無得点の時間が続いたが、富士ゼロックスはブルザイズ陣5ヤードからのパントを本山大雅がブロックし、そのボールがエンドゾーンを越えたため、富士ゼロックスに2点が追加された。

第3クオーターもパントの応酬でスコアボードの得点は動かず。しかし、ブルザイズはQB南竹司が自陣29ヤードからのドライブを見事に指揮し、長短のパスをテンポよく投げ分け敵陣まで侵攻する。ゴール前11ヤードに達すると、執念のフォースダウンギャンブルを敢行し、南竹がタイトエンド(TE)宗像真宏へ値千金のタッチダウンパスを通して逆転に成功した。

リードを手にしたブルザイズは富士ゼロックスの反撃をしのぎ、そのまま逃げ切っている。

対する富士ゼロックスは決めれば勝利が決まる39ヤードの“サヨナラ”フィールドゴールトライが無情にもゴールポスト右に外れて勝機を逸した。