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【X1 Area】電通が今季最終戦でBULLSに快勝

2020年11月29日(日) 22:41

X1 Area東日本秋季公式戦の電通キャタピラーズ対BULLSフットボールクラブ戦が29日(日)に富士通スタジアム川崎で行われ、終始試合を優位に進めた電通が28対8で快勝した。今シーズン最終戦を勝利で飾った電通は交流戦を2勝1敗とし、対するBULLSは3連敗で未勝利のまま今季を締めくくっている。

電通はファーストドライブでランニングバック(RB)吉光太郎の63ヤードタッチダウンが飛び出し、幸先よく先制する。さらに、電通は廣田祐の2本のフィールドゴールで加点して前半を折り返した。

後半に入っても決め手を欠いて得点できないBULLSに対し、電通はクオーターバック(QB)柴崎哲平からワイドレシーバー(WR)山本俊太郎に4ヤードタッチダウンパスがヒットして追加点を挙げる。

その後、インターセプトで攻撃権を得た電通は、このチャンスにQB多川哲史がWR烏山永へタッチダウンパスを通してダメを押した。

一矢でも報いたいBULLSは最後のドライブで、5回連続ラン攻撃を選択して得点への執念を見せる。その熱い思いが実り、1回のパスを挟んだ後のプレーでQB時崎達弘からRB八代周へ19ヤードタッチダウンが通ると、2点コンバージョンも成功させて気を吐くも、勝利はお預けのまま今季の戦いに幕を下ろした。