CFLがグローバル・コンバインに招待する88選手を発表。日本からは12人が選出。
2021年03月23日(火) 01:002021年3月23日発行
プレスリリース
Canadian Football League (以下、CFL)は、2021シーズンのグローバル・コンバインに招待する88選手を発表した。
22カ国から選ばれた88名のうち、日本からは12名が選出された。国別では、メキシコの24名に次ぐ、2番目の人数となる。
氏名 | ポジション | 所属 | 2020コンバイン招待 |
---|---|---|---|
町野 友哉 | OL | 富士通フロンティアーズ | 〇 |
斉川 尚之 | DL | 富士通フロンティアーズ | |
高谷 亮太 | DL | 富士通フロンティアーズ | 〇 |
小林 篤実 | RB | ノジマ相模原ライズ | |
丸尾 玲寿里 | LB | アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ | 〇 |
山岸 明生 | LB | 富士通フロンティアーズ | 〇 |
佐藤 敏基 | K | IBM Big Blue | 〇 |
山﨑丈路 | K | オービックシーガルズ | 〇 |
ブレナン翼 | WR | 早稲田大学 | 〇 |
木下 統之 | WR | パナソニック インパルス | |
松井 理己 | WR | 富士通フロンティアーズ | |
近江 克仁 | WR | IBM Big Blue | 〇 |
CFLは2020年シーズンの中止に伴い、コンバイン、ならびにその後のドラフトも実施を見送ったが、日本から昨シーズンのコンバインに招待された選手は、今回のコンバインにも同様に招待された。
なお、コンバインはすべて「バーチャル」にて実施され、面談等もオンラインにて行われる。コンバイン後の2021 CFLグローバル・ドラフトは、4月15日(木)《現地時間》に開催される。今回のドラフトでは、9チームが4巡にて指名し、合計36名が選ばれる予定。
今後のスケジュールについて(予定)
4月15日(木) CFLグローバル・ドラフト
5月中旬~ CFLチーム練習地にて、トレーニングキャンプ(3週間)
6月初旬 Active /Practice Roster決定
6月11日(金)〜10月31日(日) 2021 Regular Season
11月21日(日) The 108th Grey Cup
「グローバル・プレイヤー」について
CFLでは、2019年シーズンより「グローバル・プレイヤー」の登録選手枠を設けた。この「グローバル・プレイヤー」は、米国およびカナダ以外からの選手のための登録枠で、2019年シーズンにおいては、各チームの出場選手名簿(active roster)に1名、練習選手名簿(practice roster)に2名の登録が可能となった。
2020年シーズンからは、チームごとのグローバル・プレイヤーの登録人数枠は、出場選手名簿は2名、練習選手名簿は最大3名に増え、全体では最大で45人のグローバル・プレイヤーがリーグに参加することが可能になった。
CFL(Canadian Football League)
CFLは、1958年に開始されたカナディアンフットボールの最高峰のプロリーグ。全部で9チームが加盟しており、東西のディビジョンに分かれている。毎年6月中旬からシーズンが始まり、11月下旬に終了する。決勝戦のGrey Cupは100年以上の歴史を持ち、カナダでも大きなスポーツイベントのひとつとなっている。
カナダで行われているカナディアンフットボールは、アメリカンフットボールといくつかの点で異なるが、防具をつけての競技であること、基本的なルール、フィールドの仕様等、多くの類似点があり、アメリカンフットボールとカナディアンフットボールを総称して、Gridiron Footballとも言われている。CFLは、Gridiron Footballにおいて、アメリカのNFLに次ぐ、2番目に規模の大きいプロリーグ。またCFLは、カナダ国内では、アイスホッケーリーグに次ぐ2番目に人気の高いプロスポーツリーグ。
CFLはさらなる成長に向けて国際化を推進し、北米以外の国からの選手のリーグ参加を促しており、日本のXリーグだけではなく、すでにオーストリア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、メキシコ、ノルウェー、スウェーデンとのパートナーシップを締結している。