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同じ志を持った仲間と人生をかけて没頭する時間が人間的成長を助けてくれる

2021年06月24日(木) 15:00

フットボールファミリーがそれぞれ持っているオリジナルストーリーをご紹介する「Youはなぜアメフトを?」シリーズの第17弾は、江戸川学園取手高校アメリカンフットボール部の創設者で、指導者を離れた今も後進たちに「武居先生」と慕われる武居和彦さん(日本アメリカンフットボール協会)です。

◆Youはなぜアメフトを??

①アメフト歴/プロフィール
アメフトに携わった年数は今年で41年目に入りますが、あくまでも教員として指導者としての時間です。

②アメフトに興味を持ったきっかけ、はじめたきっかけ
中学・高校・大学とバレーボール一筋でした。教員になってもバレーボール部の顧問になることを夢見てましたが、赴任先の学校にはすでに顧問がいたため、何か部活を作ろうと思いアメリカンフットボール部を創部しました。 アメリカンフットボールという種目を選択した理由は、(あくまでも当時の話ですが)この競技であれば未経験者でも十分勝負できると思ったからです。

③アメフトの一番の思い出とその理由
当時は、高校からスタートする競技だったので、過去に経験がなくても勝利を目指せる種目だと思いました。
最高の瞬間は1985年に創部3年目で地区優勝したことです。アウェーの学校で歌った校歌は、今でもジ~ンときます。子供達(選手)の予想以上の頑張りに初めて涙が出ました。
また、一番の反省は、1993年に創部史上初めて関東地区大会決勝に進出した時、スタートQBのプレーがほとんどスカウティングされゲインせず、やむを得ず2本目QBを出したところオフェンスがで出はじめました。しかし、後半の立ち上がりでスタートのQBに戻して再開したことで、初優勝の夢がかないませんでした。あれこそ、顧問の責任で今でも唯一のチャンスを逃したことを選手に申し訳ないことをしたと反省しています。戻れるなら、後半開始から間違いなく2本目のQBでスタートします。岩田(2本目QBの名前です。)本当にごめん!

④アメフトから学んだこと、また、今、仕事や人生で活きていること
多分、どの競技でも同じだと思います。私自身もバレーボールの現役時代はチームメイトとの仲間意識はありましたが、高校・大学を卒業後あまりOBと顔を合わすことがなくなりました。しかし、教え子の連中は、今でもよく会っています。母校とアメフトに関しては確固たる絆があるようで、フットボール特有の役割分担から生まれる「利他の精神」(他人のために何ができるか?)は、彼らに根付いています。

⑤現役の選手・スタッフ、または、これからアメフトを始めようとする未来の選手・スタッフへのメッセージ
最近、大学の体育会(私はこの言葉は好きではありませんが)へ入部する学生が少ない傾向です。
『高校までは何とか出来たけど、大学では無理!』って考えている学生(生徒)が多いみたいです。でも、高校生と大学生では精神的成長がまるで違います。たとえ、レギュラーになれなくても、この4年間は高校とは違い想像以上の思い出と人間的成長を感じさせてくれる時間です。決して無理ではありません。迷っているなら是非一歩進んで下さい。同じ志を持った仲間と人生をかけて没頭する時間は必要です。頑張ってチャレンジしてみてください!必ず泣けます!

⑥アメフトの未来のために
高校フットボール界全体がもっと盛り上がることと、正しいことを正しく指導できる指導者が増えることを願ってます。

Xリーグからのお知らせ・お願い

★Youはなぜアメフトを??皆様のオリジナルストーリー募集中!!
Xリーグでは、新たな新歓活動を支える活動の一環として、アメリカンフットボールファミリーの皆さまがお持ちの「Youはなぜアメフトを?あなただけのアメフトストーリー」の募集もしています。皆さんが一人一人が持つアメフトストーリーがありましたらご登録頂ければ幸いです。

●URL: アメフトストーリーの登録はこちら

★「#アメフトやろうぜ」でモメンタムを!!!
現在、支援者・賛同者の皆さんが中心となり、フットボールファミリーの皆様がお持ちの「オリジナルストーリー」に「本プロジェクトURL」と「#アメフトやろうぜ」を加えてSNSに投稿する流れが生まれております。是非、皆様からも本プロジェクトとアメフトの魅力を広めて頂ければ幸いです。

●投稿テーマ
①アメリカンフットボールを始めたきっかけ
②アメリカンフットボールの魅力
③アメリカンフットボールで一番の想い出
④その他(新歓活動の思い出 等)
URL: https://camp-fire.jp/projects/view/351509

沢山の方に「#アメフトやろうぜ」の思いから大きなモメンタムが生まれますように。