【X1 Area】攻・守・スペシャルチームの全フェーズが好調 警視庁イーグルスが743日ぶりリーグ戦白星
2021年09月12日(日) 15:29X1 Area第2節2日目は富士通スタジアム川崎で2試合が行われ、第1試合は2年ぶりのリーグ戦参加となる警視庁イーグルスがオフェンス、ディフェンス、スペシャルチームのすべての分野が初戦とは思えないほどの仕上がりぶりを見せ、PentaOceanパイレーツ(0勝2敗)を31-3で破った。
警視庁は新型コロナウイルスの影響で短縮開催となった昨シーズンは出場を辞退。秋季リーグ戦での勝利は2019年シーズンの第1節以来で実に743日ぶりとなった。
試合開始早々のキックオフをランニングバック(RB)富澤友貴(写真)がパイレーツのタックルをたくみに外して90ヤードを走り切り、リターンタッチダウンで先制した。「このタッチダウンでチームに勢いがついた」と寺島宏一監督が話したように警視庁は5連続得点で第3クオーター4分過ぎまでに31-0と大きくリードを奪った。
オフェンスはランを中心に展開し、クオーターバック(QB)を含む10人がボールキャリーをして計156ヤードを稼いだ。RB伊藤碧が2タッチダウンの活躍だった。
ディフェンスは強力なディフェンスライン(DL)がコンスタントにパイレーツQBにプレッシャーをかけ、ラインバッカー(LB)も確実なタックルでロングゲインを許さなかった。パスディフェンスを担うディフェンスバック(DB)は安定したパスカバーでパスオフェンスの強いパイレーツにエンドゾーン侵入を許さなかった。ターンオーバーも4つのインターセプトとファンブルリカバーで計5つを記録した。
パイレーツはQB西島凌介と川島渚がそれぞれパスで100ヤードを超える距離をたたき出したが、ともに2つずつの被インターセプトを喫してオフェンスのリズムを構築できなかった。
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