【X1 Super第3節の見どころ】開幕3連勝目指すパナソニックが今季初勝利を狙うIBMを地元で迎え撃つ
2021年10月01日(金) 12:00パナソニック インパルスとIBM BIG BLUEが、10月3日にエキスポフラッシュフィールドで対戦する。開幕3連勝を狙うパナソニックは、ここまで勝ち星なしのIBMを地元に迎える。
パナソニックは前節のノジマ相模原ライズ戦で終盤までリードを許すも、最終クオーターに17点を奪って逆転した。勝因は、自陣に何度も攻められるも簡単に得点を許さなかったアグレッシブなディフェンス。特にラインバッカー(LB)ジャボリー・ウィリアムス(上段写真)は、2.5タックル、29ヤードファンブルリターンタッチダウンで第2節のX1 Super週間MVP(ディフェンス)に選出される活躍を見せた。IBM攻撃陣はリーグでもトップクラスなので、前線からプレッシャーをかけて容易にパスを投げさせないことが重要になってくる。オフェンスでは、ルーキーのワイドレシーバー(WR)ブレナン翼は、第2節で芸術的なワンハンドキャッチを見せたようにシュアハンドが持ち味。クオーターバック(QB)アンソニー・ローレンスと息の合ったプレーに注目したい。
対するIBMは、ここまで1敗1分けと未だ勝ち星なし。前節のオービックシーガルズ戦は、後半に追い上げを見せるも及ばず今季初勝利はお預けとなった。攻撃では、第2節を終わってQB政本悠紀がリーグトップのパス獲得ヤード(656)、タッチダウン(5)をマークするも、4インターセプトと不安定。さらにラン攻撃が2試合で計147ヤードと地上戦で苦しんでいる。タレントはそろっているだけに、パスとランをバランス良く展開して、相手ディフェンスに的を絞らせないようにしたい。また、ここまで計26回で186ヤード罰退しているように不要なペナルティもなくしたい。そして、前節のファーストドライブでジェイソン・スミス(下段写真)の好リターンから先取点を挙げたように、キックオフカバーに苦しむパナソニック相手にキッキングゲームで優位に立ちたいところだ。