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【X1 Super第4節の見どころ】激戦必至!エレコム神戸対ノジマ相模原は3点差以内の勝負か

2021年10月15日(金) 15:00

エレコム神戸ファイニーズとノジマ相模原ライズが、10月17日にエキスポフラッシュフィールドで対戦する。両者のここ2年の対戦成績は、ライズの2勝。いずれの試合も3点差以内と拮抗しているだけに、今季も白熱の一戦となりそうだ。

エレコム神戸は、開幕戦で引き分けた後、不戦勝、黒星で1勝1敗1分けの勝ち点4。リーグ4位につけているが、今一つ波に乗れていない印象だ。前節はおよそ1か月ぶりの実戦というマイナス要素がある中で、大黒柱のクオーターバック(QB)コーディー・ソコールが今季初出場できたことは明るい材料だった。外国人司令塔は、パスで158ヤードの獲得に終わるも、パス成功率が77.7%と精度が高く、2タッチダウンと勝負強さを見せた。2戦目になれば、メインターゲットのワイドレシーバー(WR)アルフォンソ・オヌワーらレシーバー陣との連携も良化してくるだろう。パス攻撃に光明が射す一方で、ラン攻撃は相変わらず低迷しているだけに、白神有貴(上段写真)らランニングバック(RB)陣の奮闘に期待したい。また、前節で11回110ヤードの罰退があった不要な反則をなくしたいところだ。

対するノジマ相模原は、今季未だ勝ち星なしの3連敗。悔しい完封負けを喫した前節の試合で、頼みのQBカート・パランデックは、タッチダウンなしの2被インターセプトと低空飛行に終わった。RB吉田光輝がリーグ2位の196ヤードを走っているだけに、エースが不調だった時のオプションとして存在感を見せたいところだ。また、3試合で3タッチダウンと得点力に乏しい攻撃陣は、いまだラッシングタッチダウンがないので、パランデックにマークを集中させないためにも地上戦も効果的に織り交ぜたい。一方、ディフェンスはここまで及第点の出来といえる。初戦の富士通フロンティアーズ戦を除けば、パナソニック インパルス、オービックシーガルズといった強豪相手にパス喪失ヤードを200ヤード以下に抑えている。ラインバッカー(LB)田中喜貴(下段写真)が中盤で精力的に動き回り、ともに身長190センチのリー・ハイタワーと渡辺健太のディフェンスバック(DB)が、後方で相手のパス攻撃に目を光らせる。長身DBコンビとWRオヌワーのマッチアップは、NFLばりにダイナミックで必見だ。