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【X1 Area】アサヒビールシルバースターが名古屋サイクロンズを零封 開幕5連勝でX1 Super昇格が確定

2021年10月24日(日) 16:13

アサヒビールシルバースターは24日、名古屋市港サッカー場で名古屋サイクロンズと対戦し、タイトエンド(TE)鈴木雷蔵の2タッチダウンレシーブなどで30-0と快勝し、開幕から負けなしの5連勝を飾った。

アサヒビールは勝ち点を15とし、最終節を残して来年のX1 Superへの昇格を確実なものとした。最終節(11月21日、富士通スタジアム川崎)は同じく5勝0敗でX1 Super昇格を決めたアサヒ飲料クラブチャレンジャーズと対戦する。

今季初のアウェーとなったアサヒビールは試合序盤は思うようにオフェンスがゲインを重ねられずに苦しい立ち上がりとなった。最初のドライブは先発クオーターバック(QB)田中大輔の被インターセプトで終わり、エースランニングバック(RB)の川村洋志もヒットを受けた際に故障して早々にサイドラインに下がった。

試合の流れが変わったのは第2クオーターだった。サイクロンズのファンブルによって敵陣39ヤードから始まったオフェンスをQB田中のパスやRB岩田和樹のランでゴール前まで進み、最後はTE鈴木がサイドライン際パスをキャッチし、その手をエンドゾーンに伸ばす形で先制のタッチダウンを決めた(上段写真)。

これで勢いづいたアサヒビールは次のポゼッションでもフィールドゴールで加点し、10-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

後半に入るとキャプテンの安藤和馬(中段写真)がQBとして登場。第3クオーターの5分57秒にTE鈴木への5ヤードタッチダウンパスを決めて点差を広げた。その後もRB山本勇仁の1ヤードタッチダウンラン、再びQBに入った田中からワイドレシーバー(WR)森岡優への5ヤードタッチダウンパスなどで突き放した。

サイクロンズは三浦直己、兵頭駿介、高木優太朗、坂本アントニーマウネディ(下段写真)らがQBを務め、多彩な攻撃を仕掛けたがエンドゾーンには届かず今季の初勝利はお預けとなった。

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名古屋サイクロンズ vs. アサヒビールシルバースター
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