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【X1 Area】アサヒ飲料のオフェンスが爆発 ディアーズに勝利してX1 Super昇格決定1番乗り

2021年10月24日(日) 16:48

X1 Area第5節2日目の第1試合は神戸の王子スタジアムで行われ、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズがディアーズフットボールクラブを43-25で破って無敗を守り、5勝目をあげて勝ち点を15とした。これにより、アサヒ飲料は今季のX1 Areaの総合順位で4位以内になることが確定し、来季からのX1 Superへの昇格切符を手に入れた。

現行8チームのX1 Superは来季から12チーム制になることが決まっており、X1 Areaの総合順位トップ4チームが自動昇格する。同日、名古屋で行われた試合ではアサヒビールシルバースターがやはり開幕から無傷の5連勝で昇格を決めた。この両チームは最終節で顔を合わせる(11月21日、富士通スタジアム川崎)。

一方、ディアーズは連敗で勝ち点は9のまま。最終節では富士フイルムミネルヴァAFCとの対戦が控えている。

チャレンジャーズのハイスコアリングオフェンスがまたも爆発した。クオーターバック(QB)ギャレット・サフロン(上段写真)はパスで3つ、自らのランで2つと計5つのタッチダウンに絡む大暴れ。タッチダウンパスはワイドレシーバー(WR)亀山暉(2つ)と阿部拓朗に投げ分けた。

試合はアサヒ飲料が先制してディアーズが追いつくという展開で幕を開けた。アサヒ飲料がランニングバック(RB)山田陸斗の7ヤードタッチダウンランで先制すると、ディアーズはキッカー(K)青木大介の47ヤードフィールドゴールで点差を縮める。

続いてアサヒ飲料がK西岡慎太朗の27ヤードフィールドゴールでリードを広げると今度はディアーズがQB大和田昌太郎からWR田邉翔一への68ヤードタッチダウンパスで追いついた。

第2クオーター中盤にサフロンから亀山へのタッチダウンパスで再びアサヒ飲料がリードを奪った後のディアーズはフィールドゴールに終わって17-13となり、ここでまた点差がついた。

ところが、ディアーズはここから猛攻を見せる。サフロンから亀山への2本目のタッチダウンパスで24-13と点差を広げられた後に大和田の2本のタッチダウンパスでついに25-24と逆転に成功する(2点コンバージョンはいずれも失敗)。

ただし、ディアーズの反撃もここまで。第3クオーター後半からアサヒ飲料が3連続得点してディアーズを突き放した。

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アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ vs. ディアーズフットボールクラブ
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