【X1 Area】QB西山の2TDパスとK/P吉野のキッキングでイコールワン福岡が勝利　最終節に昇格を懸ける

２節連続で関東遠征となったイコールワン福岡SUNSは富士フイルムミネルヴァAFCのクロックコントロールに苦しみながらもクオーターバック（QB）西山雄斗（上段写真）が要所で２つのタッチダウンパスを成功させて20－９で勝利した。イコールワン福岡は4連勝（1敗）で勝ち点を12に伸ばした。X1 Super昇格が実現するか否かは最終節に持ち越された。富士フイルムは1勝3敗となり、あと2試合を残している。

ダブルスコア以上の決着だったにもかかわらず、富士フイルムはイコールワン福岡よりも10分以上も多い29分36秒もの時間を使った。しかし、第1クオーターのタッチダウン以降はエンドゾーンが遠かった。

イコールワン福岡はヘッドコーチでもあるキッカー（K）兼パンター（P）吉野至（下段写真）の活躍も光った。27ヤードと32ヤードのフィールドゴールを成功させたほか、エキストラポイントのキックも2回成功。パントでは3回の機会でネットヤード（パントの飛距離からリターンされた距離を引いたもの）が106に及び、パントの最長飛距離は50ヤードだった。

イコールワン福岡は最終節で電通キャタピラーズ（3勝1敗、残り試合2試合）と対戦する。アサヒ飲料とアサヒビールの2チームの昇格が決まって2枚となったX1 Superへの切符を手にするためにお互いに負けられない試合だ。

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富士フイルムミネルヴァAFC vs. イコールワン福岡SUNS
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