ニュース

【X1 Area】警視庁イーグルスが第4Qの攻防を制し4勝目 X1 Super昇格へ大きく前進

2021年11月07日(日) 14:09

日程が変更になっていた第1節の最後の1試合が7日、横浜スタジアムで行われ、警視庁イーグルスが富士フイルムミネルヴァAFCを21-16で破って今季4勝目をあげた。警視庁は3連勝で勝ち点を12とし、X1 Super昇格に向けて大きな1勝を得た。

警視庁は最終節の名古屋サイクロンズ戦に勝てば他チームの勝敗に関係なくX1 Superへの昇格が決まる。7日現在でX1 Superへの昇格を決めているのはアサヒ飲料クラブチャレンジャーズとアサヒビールシルバースターの2チーム。残る昇格枠は2つだ。

試合は序盤から富士フイルムがリードする展開だった。オフェンスはクオーターバック(QB)鈴木貴史のパス攻撃が好調で、キッカー(K)河津俊介の26ヤードフィールドゴールと鈴木の14ヤードランで第2クオーター序盤までに10-0のリードを奪った。

警視庁はフィールドゴール失敗やインターセプトでオフェンスのリズムかつかめなかったが、第2クオーター終盤にパントブロックによって敵陣4ヤードからの攻撃権を得る。そのチャンスQB齋藤詩伸からワイドレシーバー(WR)桑原陸への4ヤードタッチダウンパスで3点差に詰め寄ってハーフタイムを迎えた。

第3クオーターが両チーム無得点に終わった後、最終クオーターにドラマが待っていた。9分53秒に齋藤の4ヤードタッチダウンランでついに警視庁が14-10と逆転する。しかし、粘る富士フイルムも直後のオフェンスで鈴木からWR別府紘行への18ヤードパスでタッチダウンとして再逆転。ただし、トライフォーポイントのキックは失敗して点差は2点にとどまった。

警視庁は残り1分1秒で自陣33ヤードからの攻撃。齋藤の連続パス成功でゴール前6ヤード前まで進み、最後はWR中嶋純平がエンドアラウンドでエンドゾーンに飛び込み、再々逆転となるタッチダウン。残った10数秒をディフェンスが守りきり、X1におけるチーム最多勝利数の記録を4に伸ばした。

●関連リンク
<見逃し配信>(XリーグTV Powered By イレブンスポーツへの登録が必要です)
富士フイルムミネルヴァAFC vs. 警視庁イーグルス
https://xleaguetv.elevensports.jp/video/5564