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セミファイナル出場4チームの指揮官が集結! X1 Superセミファイナル直前プレスカンファレンス

2021年11月29日(月) 15:40

12月12日に実施されるX1 Superセミファイナル。リーグのベスト4が集うポストシーズンに勝ち上がってきたのは、パナソニックインパルス(X1 Super1位)、富士通フロンティアーズ(X1 Super2位)、オービックシーガルズ(X1 Super3位)、IBM BIG BLUE(X1 Super4位)。セミファイナルの対戦は、パナソニック対IBM(ヤンマースタジアム長居)、富士通対オービック(横浜スタジアム)となっている。熱戦を前にオンライン記者会見が開かれ、各チームの指揮官が出席した。

リーグ唯一の6連勝で1位突破したパナソニックの荒木延祥監督は、「すべてにおいてシンプルかつアグレッシブに戦うことができる」とチームの長所を明かし、セミファイナルでも自然体で戦うことを強調した。対戦相手のIBMについては、「爆発的なオフェンス、特に(クオーターバック)政本(悠紀)選手は特に警戒します」と、リーグ戦でパス獲得ヤードとタッチダウン数でトップの左腕司令塔が指揮する攻撃にアラートを発していた。

リーグ戦終盤に3連勝を飾りセミファイナル最後の1枠をつかんだIBMのケビン・クラフトヘッドコーチ(HC)は、「メンタリティと経験」をストロングポイントに挙げ、上り調子のチーム状況に自信を持つ。特に、ワイドレシーバー(WR)近江克仁が欧州から復帰した第5節以降に白星を重ねただけに、指揮官も「練習に対する態度がみんなの手本になる素晴らしいリーダー。彼が戻ってきて非常にうれしい」と全幅の信頼を寄せる。

レギュラーシーズン最終戦と同じカードとなった富士通対オービック。富士通の山本洋とオービックの大橋誠両HCは、お互いに「爆発力あるタレントが豊富」と相手のデプスに脅威を抱く。そのタレント揃いの両チームに、CFL挑戦中のラインバッカー(LB)山岸明生とランニングバック(RB)李卓が選手登録される可能性がある。富士通の山本HCは、山岸について「チームとしてやってもらいことがマッチすれば、そういうところからチームに合流してもらえればいいと思っている」とコメント。「個性の強いタレントをどれだけ生かせるかがセミファイナルでは重要」と話すオービックの大橋HCは、「李卓が戻ってくれば、彼のタレントを最大限発揮できるように活躍してもらうことを期待している」と戦力の一人として考えている。その一方で、直に顔を合わせていないのでコンディション状況を確かめてからだと起用には慎重な姿勢を見せていた。

セミファイナルを勝ち上がったチームが、日本一を決める2022年1月3日の日本選手権プルデンシャル生命杯第75回ライスボウル(東京ドーム)に駒を進める。2021年度からX1 Super優勝決定戦は、社会人選手権だったジャパンエックスボウルから日本選手権であるライスボウルbyプルデンシャル生命に舞台を移す。果たして、新しいフォーマットになった頂上決戦に進むのはどのチームか。12月12日に熱戦の火ぶたが切られる。

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<チケット情報>X1 Superセミファイナルのチケット販売について
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<開催概要>ライスボウルに向けてX1 Super4強が激突! 12月12日のセミファイナル概要が決定
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<お知らせ>X1 Superセミファイナル2試合をGAORAがテレビ放映
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