ニュース

CFL国内コンバインにライスボウルMVP松井ら25名が参加

2022年03月06日(日) 19:02

カナディアンフットボールリーグ(CFL)の2022年シーズンに向けた国内コンバイン(CFL Japan Global Combine)が6日、神奈川県川崎市で行われた。25名が参加し、体力測定やポジション別ドリルに汗を流した。今回のコンバインでCFLスカウト陣から評価されれば、CFLグローバルコンバイン(CFL Global Combine)に招待されるだけに、各選手が持てる力を存分に発揮した。

今年で3回目となる国内コンバインには、昨年より8名の参加者が増えた。参加者のポジションで最も多かったのがワイドレシーバー(WR)の10名。その中には、今年のアメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第75回ライスボウルでMVPに輝いた松井理己(富士通フロンティアーズ)、ライスボウルに出場した桑田理介(パナソニック インパルス)らも名を連ねていた。

コンバインはウォームアップ後に4グループに分かれて40ヤード走、3コーンドリル、垂直飛び、ベンチプレス、立ち幅跳び、20ヤードシャトルを行い、その後ポジション別ドリルで終了した。注目度が一番高い40ヤード走で参加者最速のタイムをマークしたのがWR横山海。2022年からX1 Superに昇格するイコールワン福岡SUNS所属の24歳は、参加者の中で唯一の4.6秒台を叩き出し、快足を披露した。昨年に続いて挑戦した松井は、昨年の4.89秒を上回る4.7秒台のタイムをマークした。

国内コンバインでの測定結果はCFL本部に送られ、CFLによって選抜された選手が3月24‐27日にトロントで開催予定の、カナダ及び米国出身以外の選手を対象としたグローバルコンバインに招待される。グローバルコンバインでは日本と同様のコンバインを経て招待された海外の選手とともに身体能力測定会が行われる。その後CFLは、5月3日にカナダと米国出身以外の選手を対象としたグローバルドラフトを行い、グローバルコンバインに参加した選手の中から指名する。

■今後のスケジュール
3月24-27日 CFL グローバルコンバイン(カナダ・トロント)
5月3日(日本時間4日未明) CFLグローバルドラフト
6月中旬〜10月下旬 2022 レギュラーシーズン
11月中旬 プレーオフ
11月20日 第109回グレイカップ(王座決定戦)
※コロナ感染拡大の影響などにより、スケジュールが変更される場合あり。

国際活動パートナーのご紹介

Xリーグの国際活動は、下記のコーポレートパートナー様およびBLITz倶楽部にご支援いただいております。