コンバイン2日目は緊張のインタビュー CFLコーチとの面談に臨む
2022年03月26日(土) 13:11CFLコンバインの2日目が25日、トロントの宿泊先のホテル内で行われ、日本からグローバルコンバインに参加している斉川尚之(富士通フロンティアーズDL)、山本力矢(アサヒビールシルバースターLB)、近江克仁(IBM BIG BLUE WR)の3選手がCFLコーチたちとのインタビューセッション(面談)に臨んだ。
インタビューは選手が宿泊しているホテルのボールルームで行われ、CFLの全9チームからコーチやGMクラスが出席。CFLのフットボールオペレーション部のコーディネーターであるローレンス・ホッパー氏が代表して選手にいくつか質問をし、選手がそれに答える形で行われた。ホッパー氏の質問が終わると、チームからの出席者が選手に自由に質問できる。
インタビューではフットボールを始めた時期やきっかけといった人物背景に関わる質問や、CFLからドラフト指名された場合にはトレーニングキャンプに参加する意思があるか、アクティブロースターではなくプラクティスロースター入りになったとしてもチームに所属する意向かなどの意思確認が行われた。
すでにこうしたインタビューを数回経験している近江選手は「全然なれない」と言いながらも「自分の考えていることをしゃべりまくる」ことが大切だと語った。
昨年のオンラインインタビューに続き2度目と体験となる斉川選手は「緊張したが、自分の言いたいことは言えた」と手応えを感じたようだ。一方、初のインタビューとなった山本選手は英語でのやり取りに苦労したようで、「(明日以降の)フィジカルテストで取り返します」と気持ちを切り替えていた。
インタビューセッションの後はナショナル、グローバルのコンバイン参加全選手が集められ、ランディ・アンブロージーCFLコミッショナーのあいさつ、コンサルタントによるコンバインに向けたフィジカル、メンタルの準備の仕方、元CFL選手のエノック・ムアンバ氏による激励メッセージが行われた。
アンブロージーコミッショナーは「CFLに参加しているこの一瞬一瞬を大切にしてほしい」と述べ、ムアンバ氏は「Be a student!」と繰り返し述べ、学ぶ姿勢の大切さを説くメッセージとともに選手を鼓舞した。
Great message from #Argos LB @HenocMuamba to the 2022 #CFLCombine..
“when you go back to your room tonight before testing begins define your why, why do you do this, why are you here and what do you want from the journey.”#CFL | @CFPerspective pic.twitter.com/l7ENFcgVxv
— 🇨🇦 Marshall Ferguson 🏈 (@TSN_Marsh) March 25, 2022
コンバインの3~4日目は身体能力計測と実技が行われる。26日はホテル内で垂直跳び、ベンチプレスなどの計測が行われ、最終日の27日はトロント大学に場所を移して40ヤード走の計測や各種ドリルが行われる。
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