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CFLコンバインはいよいよ実技へ 垂直跳びとベンチプレスを計測

2022年03月27日(日) 11:00

CFLコンバインは3日目を迎え、身体能力を図る実技テストが行われた。26日の実施されたのは垂直跳びとベンチプレスの2種目。グローバルコンバインに参加のアメリカ・カナダ以外の国籍の選手が先に実技を行い、ナショナルコンバイン招待の選手がその後に続いた。

近江克仁選手(IBM BIG BLUE WR)は全選手の中で最初に実技に登場。垂直跳びは33.5インチ(約85センチ)で、グローバル選手の中では4番目に高い数値を出した。それでも近江選手は「フツーです。明日のワンオンワンに懸けているので」と28日にトロント大学で行われるオンフィールドでのテストに目を向けていた。ベンチプレス(100キロのバーベルを持ち上げる回数で計測)は10回だった。

3月6日に川崎で行われた日本国内のコンバインでは複数の計測会が同時進行で行われたが、CFLコンバインはステージに計測器が置かれ、CFLのコーチやスカウト、メディアが注視する中で一人ずつパフォーマンスを行う。斉川尚之選手(富士通フロンティアーズDL)は「動画で見ていたNFLコンバインのよう。緊張したけど、気持ちよくできた」と述べた。斉川選手は垂直跳びが25.5インチ(約65センチ)、ベンチプレスは16回だった。

日本から参加した選手の中で最年少(23歳)の山本力矢選手(アサヒビールシルバースターLB)は垂直跳びが27.5インチ(約70センチ)でベンチプレスは斉川選手と同じ16回だった。「(国内コンバインと)変わらない数字だった」とやや不満げな様子。しかし、「明日のフットボール(実技)でアピールしたい」と意気込みを語った。

CFLコンバインは27日が最終日で、40ヤード走のほかスリーコーンドリル、シャトルランの計測が行われ、ポジションごとのドリルも予定されている。これによって4日間のコンバインの全日程、全種目が終了する。CFLのドラフトはグローバル、ナショナルともに5月3日(日本時間4日)に予定されている。

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