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【X1 Area】警視庁、守備陣が5INTの活躍で電通を撃破 春季交流戦

2022年05月28日(土) 20:09

X1 Area春季交流戦は28日、警視庁イーグルスと電通キャタピラーズが富士通スタジアム川崎で対戦した。春季交流戦初登場の警視庁と8日の開幕戦で勝利して波に乗る電通の一戦は、5インターセプトと守備陣が機能した警視庁が13対6で勝利した。

昨季X1 Areaで旋風を巻き起こした警視庁は、丁寧にじっくりと約6分かけたファーストドライブを42ヤードフィールドゴールに結びつけて先制した。すかさず、フィールドゴールで追いつかれるも、続くキックオフで快足を飛ばした石川圭太による94ヤードリターンタッチダウンのビッグプレーが飛び出し、再び試合の主導権を握る。

この日の警視庁は守備陣が奮闘した。ゴール前11ヤードまで攻め込まれた場面では、ファンブルを誘発してこのボールをリカバー。失点の危機をターンオーバーでしのいだ。その後も、パントリターンでボールを追いかけていた選手にボールが当たり、攻撃権を失う不運でレッドゾーン内まで攻め込まれた警視庁だったが、このピンチもストロングセイフティ(SF)の税所琢磨がインターセプトを決めて、失点の芽を摘んだ。


対して、前半で7点のビハインドを負った電通は、後半最初のドライブでフィールドゴールを成功させて、反撃の狼煙を上げた。

しかし、警視庁はラインバッカー(LB)中野弘毅がインターセプトに成功して敵陣33ヤードで攻撃権を得ると、31ヤードフィールドゴールにつなげて3点を加点する。その後も、税所が自身2つ目のインターセプトを決めれば、岩下泰久と石川も続いて電通の反撃を許さず、春季交流戦初戦を白星スタートした。

一方、敗れた電通は1勝1敗で春季交流戦全日程を終了した。